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第3節 

1 公共部門における環境投資の促進

(1)環境保全経費の活用
 環境投資の重点的、効果的実施を図るための枠組みとして、予算編成に関連して行われている環境保全経費の見積り方針の調整を活用することとします。

(2)あらゆる公共投資への環境配慮の織り込み
 公共投資全般に環境配慮を織り込んでいくための枠組みの整備に努めます。このため、事業評価システムに環境を重要な視点として織り込むことを検討します。また、環境影響評価についてより良い技術手法の確立などのきめ細かい対応を行うとともに、戦略的環境アセスメント、環境マネジメントシステムなどの手法について検討を行います。

(3)民間の資金やノウハウの活用に際しての環境配慮の織り込み
 公共投資の分野においては、PFI*をはじめとする民間の資金やノウハウの活用の可能性について模索されていることにかんがみ、そのような手法が活用される場合にも十分に環境配慮が織り込まれるよう、必要な措置について検討します。

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