東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)
東アジア地域において、参加国が共通の手法を用いて酸性雨のモニタリング(湿性沈着、乾性沈着、土壌・植生、陸水の4分野)を行い、得られたデータをネットワークセンターに集積し、解析、評価及び提供を行うもの。また、データの質の向上のため、精度保証・精度管理活動等も推進している。事務局は国連環境計画(UNEP)が指定されており、アジア太平洋地域資源センター(バンコク)においてその活動を行っている。また、ネットワークセンターには、(財)日本環境衛生センター・酸性雨研究センター(新潟県)が指定されている。
光ビーコン
通過車両を感知して交通量等を測定するとともに、車載のカーナビゲーション装置等と交通管制センターの間の情報のやりとりを媒介する路上設置型の赤外線通信装置
微小粒子状物質(PM2.5)
浮遊粒子状物質のうち、粒径2.5μm(1μm=10−3mm)以下の小さなもの。健康への影響が強く懸念されている。
ヒートアイランド現象
都市では高密度のエネルギーが消費され、また、地面の大部分がコンクリートやアスファルト等で覆われているため水分の蒸発による気温の低下が妨げられ、郊外に比べ気温が高くなっている。この現象は、等温線を描くと都心部を中心とした「島」のように見えるため、ヒートアイランド現象と呼ばれている。
非特定汚染源
汚染物質の排出場所を特定しやすい工場・下水処理場・家庭などの汚染源に対し、農地や山林など汚染物質の排出が特定しにくい汚染源のこと