4 地方公共団体、民間団体等における取組の推進
地方公共団体の環境関係試験研究機関は、環境行政に科学的裏付けを行う役割を担い、監視測定、分析、調査、基礎データの収集等を広範に実施するほか、地域固有の環境問題等についての研究活動も活発に推進しています。
これらの地方環境関係試験研究機関との緊密な連携を確保し、研究の効率的推進を図るため、平成14年度においては、地方環境試験研究機関等所長会議を開催したほか、宮崎県において、環境保全・公害防止研究発表会を開催し、地方環境関係試験研究機関における最新の成果の発表やパネルディスカッションを通じて研究者間の情報交換の促進を図りました。
また、独立行政法人国立環境研究所は、23の地方環境関係試験研究機関と延べ43課題の共同研究を実施しました。