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第6節 

9 国際的に高い価値が認められている環境の保全

 平成13年より開始された第II期「アジア太平洋地域渡り性水鳥保全戦略」に基づき、シギ・チドリ類、ツル類及びガンカモ類の渡りルート上の重要生息地ネットワーク活動を推進しました。
 また、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき世界遺産一覧表に登録された白神山地及び屋久島の自然遺産について、適切な保全を推進しました。また、開発途上地域の世界遺産登録地の保護対策のための調査を引き続き実施しました。
 「環境保護に関する南極条約議定書」の適切な施行を図り、南極地域の環境保護を促進するため、平成11年1月から全面施行された「南極地域の環境の保護に関する法律」に基づいて観測活動や観光利用等に対する環境影響審査、指導等を行い法の適切な運用に努めました。

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