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第2節 目標の設定

 環境基本計画では、「循環」、「共生」、「参加」及び「国際的取組」の四つの長期的目標の達成状況や目標と施策との関係等を具体的に示す総合的な指標あるいは指標群の開発を政府において早急に進め、同計画の実行、見直し等の中で活かしていくこととされている。
 これを受け、平成7年11月より学識経験者からなる検討会において総合的環境指標の在り方についての検討を行い、平成11年11月、環境基本計画策定後5年目の計画の見直しを期に、環境基本計画に基づく総合的環境指標に係る検討の第一段階での報告書として、同検討会の報告書をとりまとめ、環境基本計画の見直しの審議を行っている中央環境審議会企画政策部会へ報告を行ったが、平成12年度においては、同報告書の環境基本計画への活用を検討するとともに、その他必要な目標の設定について検討を行う。
 また、個別の施策については、環境基本計画の基本的な方向に沿い、総合的な見地からの所要の検討を行いつつ、必要に応じ具体的な目標の見直しを行い、施策の効果的な実施を図る。また、必要な分野については、具体的目標を設定し、個別の計画を策定する。

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