3 国際的に高い価値が認められている環境の保全

　1996年(平成8年)3月にオーストラリア(ブリスベン)で開催されたラムサール条約第6回締約国会議の結果等を踏まえ、渡り鳥のルート沿いの重要な湿地の保全等を推進する。
　また、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき世界遺産一覧表に登録された白神山地及び屋久島の自然遺産について、適切な保全を推進する。また、開発途上地域の世界遺産登録地の保護対策のための調査を引き続き実施する。
　さらに、南極の環境保全の促進を図るため、「環境保護に関する南極条約議定書」の締結及び実施に向けた取組を推進する。