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第6節 

1 環境情報の体系的な整備(収集、整理、加工)

 大気質、水質、自然環境等に関する個別データ整備に加え、それらを体系的に整理し、提供するシステムづくりを引き続き推進する。
 環境情報源情報については、環境情報の整備状況等の調査を行い、環境情報の所在、概要等を明確にした「環境情報ガイドディスク」等の整備を更に充実させる。また、情報源情報を元に環境情報そのものの収集、整理を行う。
 地球環境データベースについては、地球環境に関する各種情報の収集を強化するとともに、地球環境研究の総合化、地球環境モニタリング(衛星観測を含む)の充実を基礎に、それらの成果を整備する。さらに、国連環境計画(UNEP)の地球資源情報データベース(GRID)の協力センターとしての活動を拡充・強化する。
 生物多様性情報については、標本等の情報源情報システムとレッドデータブック掲載種に関する情報システム及び専門家ネットワークシステムの整備を行うとともに、自然環境モニター制度の検討に着手する。
 また、環境への負荷の量から見ると大きな割合を占める一方、情報の整備が立ち後れている日常生活に関わる環境負荷の動向等の情報の収集及び解析を行う。

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