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第2節 

3 環境保全総合調査研究促進調整費による調査研究

 平成5年度に本調査費で行われた主な調査研究は次のとおりである。環境庁は、環境基本計画策定手法・実施状況調査、環境影響評価制度海外緊急調査、阿寒国立公園内におけるエゾシカの生息増加による植物への被害及び景観に及ぼす影響調査、雲仙国立公園天草地区におけるトゲレイシガイダマシ類によるサンゴ群集被害緊急調査、狩猟鳥獣の選定に係る生息環境調査、硝酸性窒素等による水道水源汚染緊急実態調査、日光国立公園山岳地帯における樹木の立ち枯れに関する緊急調査、複数県にまたがる湖沼における適正な流域管理手法検討調査、北海道における磯焼けに関する発生要因緊急実態調査、メタン放出量測定の較正システムの確立に関する調査研究を、農林水産省は、小笠原における外来樹種(アカギ)の繁殖抑制対策調査を、通商産業省は、染料含有着色排水による汚染の防止に関する調査研究を、運輸省は、船舶におけるビルジ等油性混合物の発生及び処理に関する調査研究、タンカー輸送の安全対策に関する調査研究を行った。また、環境庁、大蔵省及び農林水産省は、海洋投棄が禁止される液状高濃度有機廃棄物等の処理処分資源化に関する調査研究を行った。

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