1 振動の現況
振動は、各種公害のなかで騒音と並んで日常生活に関係の深い問題である。苦情件数の推移をみると、昭和63年度以降減少傾向にあり、平成4年度は2,193件となっている。 その内訳をみると、建設作業振動に係る件数が最も多く、工場、事業場振動に係るものがそれに次いでおり、苦情原因として依然大きな割合を占めている(第2-6-1図)。