3 公害防止協定の締結状況
3年10月から4年9月の間に締結された公害防止協定数は約2,500件となっており、4年9月30日現在有効な協定数は約39,800件となっている。
また近年、環境保全上問題を引き起こすのではないかとの懸念が各方面から出されているゴルフ場については、4年9月30日現在で、約1,600件の有効な公害防止協定が締結されている。
このように引き続き公害防止協走が締結されている理由としては、
? 公害防止協定により、当該地域社会の地理的、社会的状況に応じたきめ細かい公害防止対策を適切に行うことができること、
? 企業側からみても、立地に際して地域住民の同意を得ることが、企業活動の円滑な実施を図っていく上で不可欠なものと意識していること、等の事情が挙げられよう。
また、協定締結相手方を業種別にみると第10-4-5表のとおりであり、公害の防止対策別にみると第10-4-6表のとおりである。
さらに、住民が当事者、立会人として参加して締結した公害防止協定の件数は第10-4-7表のとおりである。