2 水質汚濁事犯の取締り
警察では、平成4年中に、「水質汚濁防止法」等を適用して水質汚濁事犯を34件検挙した。このうち、工場等が「水質汚濁防止法」等の法令に定められた基準に違反して汚水を排出した排水等基準違反は、23件である。 事例メッキ加工会社が、「水質汚濁防止法」に規定する排水基準を大幅に上回る量のシアン化合物を含有する汚水を、無処理のまま公共用水路に排出していた。「水質汚濁防止法」違反により、同社社長を逮捕、同社を検挙(兵庫)。