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第9節 

1 広報活動

(1) 一般広報
 関係機関の協力によるテレビ、ラジオ、新聞、雑誌等各種媒体を通じての広報活動や、広報誌「かんきょう」の配布、環境庁製作の広報映画の貸出等を通じて環境保全の重要性について広く国民に訴え意識の高揚を図った。また、報道機関に対しては、記者会見や資料配布等による発表などを通じ情報提供を行った。
(2) 環境月間の実施
 昭和47年6月のストックホルムにおける国連人間環境会議を記念して設けられた6月5日の「世界環境デー」を含む「環境月間(6月)」においては、「人の手で作り出す豊かな地球へのモノ語り」をテーマとした環境展「エコライフ・フェア」及び環境保全に功労のあった人等の表彰等、環境保全をテーマとした各種行事を実施するとともに、地方公共団体等に対しても関連行事の実施を呼ぴかけ、環境問題に対する国民意識の一層の啓発を図った。また、地方公共団体の協力を得て、44都道府県及び4政令指定都市の福祉施設等179か所において2万1,000本の植樹を行い、緑化思想の普及に努めた。
(3) アースイヤー'92の実施
 6月の地球サミットの開催を受け、その成功に向けた取組を行うとともに国内における環境保全意識の高揚のため、環境庁主唱により平成4年1月から12月まで、全国各地において各種行事等の展開を行った。
(4) 「環境美化行動の日」の設定の呼びかけ
 各地で行われている環境美化運動を全国的に普及し盛り上げていくため、環境庁と厚生省が中心となり、「環境美化行動の日」の設定を各地方公共団体に呼びかけた。

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