前のページ 次のページ

第3章 環境と共に生きるための新しい理念、新しい責任

 第2章でみたように、現代の我々の活動は、国内においても、また、国外に対しても、様々な局面で環境負荷を生じるなど、密接に環境と関連している。このような我々の活動を、環境にやさしいものに変えていくためには、どのような理念に基づく取組が必要とされ、その中で、社会のそれぞれの主体はどのような責任を担う必要があるのだろうか。本章では、こうした問題について、過去からの考え方の発展や、昨年開催された地球サミットの議論を踏まえて概観する。

前のページ 次のページ