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第4章 持続可能性を高めるための新たな取組

 第1章及び第3章で見てきたように、近年、地球の持続可能性が失われる傾向が見られる。しかしながら、一方で、市民や企業の自主的な活動や政府による新たな政策の展開など、これまでとは異なった新たな取組が内外で芽生えてきている。平成4年6月に開催される「環境と開発に関する国達会議(地球サミット)」は、持続可能な社会を目指すものであり、人類史上の一大画期となるであろう。ここにおいて持続可能な社会への大きな方向付けが行われ、新たな取組の芽が確かに根付き、国境を越えた人々の連帯の中で育っていくことが期待される。

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