4 野生生物保護のための調査の実施
ア 渡り鳥の多く集まる渡来地、越冬地等のうち、重要な地点を1級、その他を2級の観測ステーションとして、それぞれ10箇所及び50箇所選定し、各ステーションにおいて渡り鳥の標識調査を実施した。
イ 我が国に生息する鳥類の種類、生息数、生息環境の変化等を経年的に把握するための定点調査を実施した。
ウ ヤンバルクイナ、ヤンバルテナガコガネ等絶滅のおそれのある種や固有種が数多く生息する南西諸島において、これらの野生生物の分布、生息状況、その保全のための条件等に関する研究を実施した。
エ ニホンザル及びツキノワグマについて、農林業被害防止等を目的とした個体群管理手法及び防止技術の確立のための調査等を実施した。
オ カモシカ生息動向調査を実施するとともに、適正な保護管理のための方法の検討を行った。
カ イノシシ等の害性対策調査を実施した。