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第2節 

1 取締りの重点と検挙状況

 警察では、悪質な産業廃棄物の不法処分事犯や水質汚濁事犯等に重点をおいた取締りを推進している。平成2年中に検挙した公害事犯の総数は、1,946件であり、最近5年間における公害事犯の検挙状況の推移は、第6-2-1表のとおりである。
 平成2年中の検挙状況を法令別にみると、第6-2-2表のとおりであり、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(以下「廃棄物処理法」という。)違反が全体の96.2%とそのほとんどを占めている。

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