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第1節 

4 振動

 振動に係る苦情件数は昨年より増加したが、公害苦情全体に占める割合でみると近年横ばいである。発生源の主なものは、建設作業、工場・事業場、交通であり、昭和63年度の苦情件数の割合は、第1-1-12図のとおりである。
 新幹線鉄道振動については、各沿線で勧告指針値(70dB)の達成状況等を把握している。東海道、山陽新幹線沿線においては、軌道に近い一部の地点を除いて大部分の地点で達成されており、東北、上越新幹線沿線においてはすべての地点で達成されている。

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