前のページ 次のページ

第1節 

4 自然保護思想の普及及び自然保護教育の推進

 自然のメカニズムや人間と自然の関わりについて国民の理解を深め、自然に対する愛情とモラルを育成するため、国立・国定公園等において整備を進めているビジターセンター、自然研究路等の施設を活用し、自然に親しむ運動等を通じて自然保護思想の普及を積極的に推進するとともに、自然観察の森の整備を引き続き進め、自然観察を通じた自然保護教育を推進した。また、昭和60年度から62年度において実施された自然保護教育活動推進事業をさらに全国的に展開させるため、釧路湿原国立公園釧路湿原地区、雲仙天草国立公園天草地区等5地区を「パークボランティア活動基盤整備事業実施地区」に指定し、パークボランティア活動計画の策定、研修会の実施等を行い、ボランティア活動基盤の強化を図った。

前のページ 次のページ