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第2節 

1 取締りの重点と検挙状況

 警察は、国民の健康を保護するとともに生活環境を保全するため、悪質な水質汚濁事犯や産業廃棄物の不法処分事犯等に重点を指向した取締りを強力に推進している。
 最近5年間における公害事犯の検挙状況の推移は、第6-2-1表のとおりである。
 昭和63年中の検挙状況を法令別にみると、第6-2-2表のとおりで、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(以下「廃棄物処理法」という。)違反が最も多く、次いで、「水質汚濁防止法」違反、「河川法」違反の順となっている。

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