6 土壌汚染
土壌汚染は、大気、水等を媒介として、排煙や排水中に含まれる重金属等の有害物質が土壌に蓄積し、長期間にわたり農作物等に悪影響を与える蓄積性汚染である。
「農用地の土壌の汚染防止等に関する法律」において特定有害物質に指定されているカドミウム、銅、砒素の汚染地域及び汚染のおそれのある地域は、昭和62年度までに128地域、7,030haとなっている。
また、近年、工場、試験研究機関等跡地の土地利用の転換に際し、水銀等の有害化学物質が土壌中に検出される等市街地のおける土壌汚染が問題となっている。