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グリーン家電エコポイント

環境寄附を使った活動報告


このページの主な内容

環境省総合環境政策グリーン家電エコポイントについて環境寄附を使った活動報告


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特定非営利活動法人
サロベツ・エコ・ネットワーク

対象分野 自然保護・生物多様性保全
事業者コード K198 

プロフィール

活動ホームページ サロベツ・エコ・ネットワークのホームページ(外部サイト) 
活動形態 実践、知識の提供・普及啓発、調査研究 
所在地(都道府県) 北海道 
問合せ先名称  
電話番号 0162-82-3950 
設立の目的・課題認識 急速に乾燥化が進むサロベツの自然環境を保全する活動を通じて、自然と人間の共生の大切さを多くの方に知っていただくことで、地域の発展・活性化に寄与し、豊かで美しい自然を次の世代に引き継ぐことが目的です。 
活動実績 「地域活動」「環境保全・調査」「環境教育・育成」を柱に活動を展開しています。大きな活動では、外来種の除去や海岸清掃、植樹活動などを地域の方や関係機関と共に取り組んでいます。また、サロベツの魅力について五感で感じてもらうことで環境への関心を高めてもらおうと、全年齢層を対象に自然体験活動も行っています。 
特記事項  

家電エコポイント環境寄附の活用

事業・プロジェクト名 サロベツの大地とあなたをむすぶプロジェクト 
家電エコポイント寄附の使い途 いただいた御寄附は、「サロベツを知る活動」(調査)、「サロベツを知ってもらう活動」(普及)、「サロベツを次代に伝え残していく活動」(保全・教育)の活動費用に充て、広大なサロベツの大地とより多くの人を結びつけていくことで、豊かで美しい自然をいつまでも残していきたいと考えています。 
寄附額に応じた活動例 1円~50,000円の場合 子どもたちの活動道具、苗木育成に係る資材購入費など 
50,000円~100,000円の場合 子どもたちの活動道具、自然環境の調査用機材の購入費など 
100,000円以上の場合 漂着ゴミや外来種の処分費、自然環境の調査用機材の購入費など 

事業報告

2010年度
環境寄附
対象期間
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\767,149   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
日本最北の国立公園、利尻礼文サロベツ国立公園のサロベツ地区の日本海の海岸線には、長い年月をかけて形成された稚咲内海岸砂丘帯があり、砂丘の森林や砂丘間の湖沼群など、多様性に富んだ自然環境がみられます。海岸線に沿って南北に20km伸びるこの砂丘林帯の中で最も日本海側に位置するミズナラを中心とする砂丘林は、海からの冷たい風を防ぐ防風林としても重要ですが、一部で立ち枯れて消失してしまっています。
この失われてしまった森林を蘇らせるために地元の人たちが、地元のドングリから苗木を育て植樹を行っています。
これまでに頂いたご寄付を活用して、この森林の管理と新たな植樹場所の整備のために必要な耕運機、草刈機、防草マット、土壌、肥料等を購入させていただきました。
こうした機材を活用し、本年度は延べ174名が参加して600本の苗木を移植することができました。これまでの7年間に2300本植樹を行っています。 
2011年度
環境寄附
対象期間
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで 
対象期間の
合計寄附額
\551,692   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
当法人では、サロベツ地域を愛し世界にその魅力を発信する子ども達の育成を目標に、年間8回の活動を行っています。
本年度は渡り鳥として当地に訪れるオオヒシクイに焦点を当て、その生態を調べて越冬地である滋賀県の琵琶湖を訪れ、活動発表の場として北海道のラムサール登録湿地で活動する子ども達が年一回の集う行事で網走を訪れたりと、外からサロベツのことを学びました。
頂いたご寄付(551,692円)は、こうした活動の子ども達の旅費、宿泊費、その他の活動の備品購入費の一部とさせていただきました。
渡り鳥であるオオヒシクイを通じて遠く離れた琵琶湖が自分達の地域とつながっていることを実感し、また、他地域のすばらしさを知ることでサロベツの素晴らしさを発見する良い機会を得ることがとできました。
今後も子ども達が地域での活動を通じてサロベツの魅力を発見し、地域内外に発信していく機会を作っていければと思います。