対象分野 | 助成・トラストを行う団体 | |
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事業者コード | K171 |
プロフィール
活動ホームページ | 生態系トラスト協会のホームページ(外部サイト) | |
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所在地(都道府県) | 高知県 | |
問合せ先名称 | ||
電話番号 | 088-841-5400 | |
設立の目的・課題認識 | 生物の生息空間(ビオトープ)をネットワークで結び保全することを目的に設立しました。国や県の絶滅危惧種で、高知県の鳥、四万十町の鳥に指定されているヤイロチョウと人との共生を目指しています。 | |
活動実績 | 平成14年より、会員からの会費や寄附金、一口オーナーからの募金、個人からの緊急募金、社団法人日本ナショナルトラスト協会からの助成金などをいただいて、平成20年11月までに、高知県四万十町や黒潮町などに約78ヘクタールのヤイロチョウの生息する森林や管理小屋などを取得しました。 | |
特記事項 |
家電エコポイント寄附の活用
事業・プロジェクト名 | 四万十ヤイロチョウの森トラスト | |
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家電エコポイント寄附の使い途 | 新たなトラストの森の取得や、取得した森の生態系調査、保護パトロール、環境教育、観察路の整備、間伐などの維持管理にあて、絶滅危惧種であるヤイロチョウと人が共生する地域を広げていきたいと考えています。 | |
寄附額に応じた活動例 | 10,000円~1,000,000円の場合 | 生態系調査、保護パトロール、看板の設置、子どもたちの環境教育の研修費用など。 | 1,000,000円~5,000,000円の場合 | トラストの森の観察路や観察小屋の設置、無人ビデオ装置を設置した監視システムの設置など。 | 5,000,000円以上の場合 | 新たな10ヘクタール以上のトラストの森の取得、森の生き物の学習のための施設の整備など。 |
事業報告
2009年度
環境寄附 対象期間 |
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで | |
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対象期間の 合計寄附額 |
\56,997 | |
実際の 環境寄附の 使い途 (使用対象 及び成果等) |
(概要)当法人では、絶滅危惧種で高知県の鳥などに指定されているヤイロチョウの保護のために、四万十川流域に約120ヘクタール余の森林を取得し、恒久的な保護区として保全しながら、次世代に対する環境教育の場として活用しています。 (使途)毎年、8月16日を『ヤイロチョウの日』に定めて、親子エコ合宿などを開催しています。平成22年度はトラスト地に隣接するダム湖に生息して生態系を乱している外来種のブラックバスを「駆除して食べる」という2泊3日のエコ合宿の運営費としてご寄付いただいた56,997円を使用させていただきました。 (効果)親子5組を含む24人が参加して、エサのミミズを周辺の落ち葉の下から掘って釣り針に刺し、釣ったブラックバスを料理して食べるというエコツアーのプログラムは好評でした。これからも地域の生態系を保全する子供たちの環境教育活動を広げていきたいと考えています。 |
2010年度
環境寄附 対象期間 |
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで | |
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対象期間の 合計寄附額 |
\776,506 | |
実際の 環境寄附の 使い途 (使用対象 及び成果等) |
・(概要)当法人では、絶滅危惧種で高知県の鳥などに指定されているヤイロチョウの保護のために、四万十川流域に『四万十ヤイロチョウの森』と名付けた森林を取得し、恒久的な保護区として保全しながら、次世代に対する環境教育の場として活用しています。 ・(使途)ヤイロチョウの森の生態系調査やエコツアーに充てるため、年賀寄附金による助成金350万円と、この度ご寄附をいただいた776,506円に自己資金を合わせて電気自動車を取得し、毎月の森の調査や、親子エコ合宿(15名参加)、インターンシップ研修会(6回、42名が参加)、町青少年育成協議会と共催の自然観察会(40人参加)などで活用しました。 ・(効果)このような活動を知った篤志家からの大口寄附金により、平成23年7月に新たに34ヘクタール余の森を取得した結果、『四万十ヤイロチョウの森トラスト』の面積は165ヘクタールに拡大しました。 |
2011年度
環境寄附 対象期間 |
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで | |
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対象期間の 合計寄附額 |
\526,487 | |
実際の 環境寄附の 使い途 (使用対象 及び成果等) |
・(概要)当法人では、絶滅危惧種で高知県の鳥などに指定されているヤイロチョウの保護のために森林を取得し、恒久的な保護区として保全しながら環境教育の場としても活用しています。 ・(使途)ヤイロチョウの生息地の森の生態系調査や環境学習等に充てるため、この度ご寄附をいただいた 526,487円に自己資金や助成金等とあわせて、生物多様性の調査や、ヤイロチョウの森の親子バスツアー(8名参加)、ヤイロチョウの日記念イベント(39名参加)、エコツアーガイド養成講座(延30名参加)の事業の実施に活用しました。 ・(効果)このような活動に基づいて、平成25年3月に環境省中国四国環境事務所が公募した「四国の環境政策フォーラム」に環境政策を提言したところ、当協会の提言は「優秀賞」に入賞しました。平成26年には現地にネイチャーセンターを開館させて、さらに大きく保護普及活動を広げたいと考えています。 |