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グリーン家電エコポイント

環境寄附を使った活動報告


このページの主な内容

環境省総合環境政策グリーン家電エコポイントについて環境寄附を使った活動報告


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特定非営利活動法人
社叢学会

対象分野 環境教育・人材育成
事業者コード K139 

プロフィール

活動ホームページ 社叢学会のホームページ(外部サイト) 
活動形態 知識の提供・普及啓発 
所在地(都道府県) 京都府 
問合せ先名称 本部事務局 
電話番号 075-212-2973 
設立の目的・課題認識 社叢に関する学際的調査研究と適正な保存・活用をめざし設立。社叢の放置や不適正な管理により生態系の撹乱や希少動植物の絶滅を招いていることから、適正な知識・技術を持つ人材の育成が急務であると考えています。 
活動実績 吹田市、亀岡市等大都市近郊で社叢調査を実施。愛知万博に屋外出展参加し、「千年の森」を造成しました。2008年より地球環境基金の助成金を得て、社叢管理手法の確立に向けた調査を開始し、社叢管理実態アンケート・聞き取り調査を実施したほか、京都市内に社叢管理実験区を設置し、管理実験・実習を継続中です。 
特記事項  

家電エコポイント環境寄附の活用

事業・プロジェクト名 健全な社叢の育成のための実習を含めた人材育成 
家電エコポイント寄附の使い途 地域の自然生態と歴史的・民俗的背景を色濃く反映する社叢(鎮守の森など信仰の対象となる緑地)には、里山等とは異なる管理が求められます。社叢管理に必要な知識・技術を習得した人材を育成し、地域住民と共に市街地の貴重な自然であり、歴史的財産でもある社叢を守ることで、より快適な都市環境の実現を目指します。 
寄附額に応じた活動例 1,000円~500,000円の場合 人材育成セミナーを開催し、会場費や指導講師の謝礼・社叢見学交通費等に充当いたします。 
500,000円~700,000円の場合 左記に加え、管理計画策定の基礎となる植生調査実習等を行う際の交通費・補助員の人件費に充当いたします。 
700,000円以上の場合 左記に加え、近隣住民による管理組織の立ち上げに要する経費や管理実習を進める際の経費に充当いたします。 

事業報告

2009年度
環境寄附
対象期間
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\39,506   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
・当学会では、社叢を適正に管理・育成することが出来る人材の育成を目指したセミナーを開催しています。ここでは、日本を代表する研究者から、人工林や里山とは違った社叢の管理方法について、講義・実習・演習などを通して学ぶことが出来ます
・今回は10月9日~12日の4日間にわたり、枚岡神社(東大阪市)、賀茂御祖神社・法然院(京都市)、涌出宮(山城町)で社叢の植物の調べ方や、群落と植物相の調査法などの実習訓練を行い、さらに社叢管理の実態や社叢の土壌についての講義のを聞きました
・頂いた寄付は全額をこのセミナーの会場費・講師謝礼として使わせていただきました
・のべ20名の参加者がきめ細かな指導を受け、受講者からは実際に社叢の管理に携わる者も出てきており、市街地の貴重な緑地である社叢管理に資する活動が出来たと考えています
・今後、さらに多くの人材を育成し、身近な森の健全な育成に努めていきたいと思います 
2010年度
環境寄附
対象期間
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\754,087   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
・当学会では、社叢を適正に管理・育成出来る人材の育成を目指したセミナーを開催しています。ここでは、日本を代表する研究者から、人工林や里山とは違った社叢の管理方法について、講義・実習・演習などを通して学ぶことが出来ます
・今回は10月から12月にかけての計7日間にわたり、枚岡神社(東大阪市)、賀茂御祖神社・伏見稲荷大社(京都市)などで社叢の植物の調べ方や、土壌動物調査などの実習訓練を行い、社叢管理の実態や社叢の歴史についての講義のを聞きました
・頂いた寄付のうち357,000円をこのセミナーの会場費・講師謝礼として、205,000円を伏見稲荷大社で実施した社叢管理実習指導員の交通費・謝礼に、192,000円を近隣からの苦情にさらされる城山八幡宮(名古屋市)での実習の講師謝礼・交通費に充当しました
・のべ50人が社叢管理を学び、また近隣との共存について考えることができました。
 
2011年度
環境寄附
対象期間
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで 
対象期間の
合計寄附額
\524,180   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
・当学会では、社叢を適正に管理・育成出来る人材の育成を目指したセミナーを開催しています。ここでは、日本を代表する研究者から、里山や人工林とは違った社叢の管理方法について、講義・実習・演習などを通して学ぶことが出来ます
・今回は9月と11月にかけての計4日間にわたり、向日神社(向日市)、伏見稲荷大社(京都市)などで社叢の植物や土壌動物調査などの実習訓練を行い、社叢管理の実態や社叢の歴史についての講義を聞きました
・さらに、東日本大震災で被災した社叢の復興のために、狐塚(仙台市)と八重垣神社(山元町)で土壌改良等の実習訓練を実施しました
・頂いた寄付のうち205,000円をこのセミナーの会場費・講師謝礼として、319,180円を被災地での実習指導員の交通費・謝礼に充当しました
・のべ60人が社叢管理を学び、また被災地での社叢の役割や意味について考えることができました。