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グリーン家電エコポイント

環境寄附を使った活動報告


このページの主な内容

環境省総合環境政策グリーン家電エコポイントについて環境寄附を使った活動報告


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特定非営利活動法人
共存の森ネットワーク

対象分野 環境教育・人材育成
事業者コード K111 

プロフィール

活動ホームページ 共存の森ネットワークのホームページ(外部サイト) 
活動形態 実践 
所在地(都道府県) 東京都 
問合せ先名称 事務局 
電話番号 03-6450-9563 
設立の目的・課題認識 化石燃料の枯渇や地球温暖化が進む今、森の恵みを得て暮らしてきた日本人の伝統的な知恵や技に、持続可能な社会の基本があることを見据え、人と自然の共存を軸とした社会づくり及び価値観の創造を目指します。 
活動実績 毎年100人の高校生が「森の名手・名人」を一対一で取材し、自然と共存する知恵や技、生き様を学ぶ「森の聞き書き甲子園」を林野庁、文科省等と主催し今年で8年目になります。また、学生らが継続的に地域に入り、住民とともに森づくりや地域づくりを行う「共存の森」活動等、若者を中心とした事業を展開しています。 
特記事項  

家電エコポイント環境寄附の活用

事業・プロジェクト名 森・里・海・川と「共存」する社会の構築に向けた次世代への普及啓発事業 
家電エコポイント寄附の使い途 日本人は、かつて身の回りの自然から生活に必要なものを得て生きてきました。現在は、石油や食料などを海外に頼る暮らしをしていますが、化石燃料の枯渇、地球温暖化の進行が進めば、今の暮らしは維持できません。私たちは、持続可能な社会の基盤である自然とともに生きる暮らし方や価値を次世代に伝える活動をしています。 
寄附額に応じた活動例 10,000円~500,000円の場合 高校生が森で生きる名人に聞き書きし、自然と人の共生について考える「森の聞き書き甲子園」に活用します。 
500,000円~1,000,000円の場合 若者が継続的に農山漁村に通い、住民と共に持続可能な森づくり活動を行う「共存の森づくり」に活用します。 
1,000,000円以上の場合 若者が海や川と共に営まれてきた暮らしを学ぶため「海・川の名人の聞き書き」や映像記録の製作を行います。 

事業報告

2009年度
環境寄附
対象期間
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\40,520   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
当法人では、高校生が森で生活を営む名人に聞き書きし、自然と人の共生について考える「森の聞き書き甲子園」を実施しています。この活動には全国から100人の高校生が参加し、「森の名手・名人」を訪ね、その知恵や技、ものの考え方や生き方を一対一で「聞き書き」します。次世代を担う若者に自然の中で暮らす人々を通じて人と自然のつながりについて学んでもらい、持続可能な社会の構築に貢献することを目指しています。
この度ご寄付でいただいた40,520円と企業団体からのご支援を合わせて、第9回「森の聞き書き甲子園」の運営費とし、ご寄付を経費の一部として、高校生100人への研修、作品集作成に充てることができ、高校生100人に対して充実した研修を実施することができ、成果品として高校生100人が聞き書きした作品集を完成することができました。
 
2010年度
環境寄附
対象期間
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\756,640   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
当法人では、林業の衰退や里山資源を日常生活に使われなったことにより荒廃してきた千葉県市原市にある森林面積2haで、聞き書き甲子園の卒業生である大学生や高校生が中心になり、近隣の集落住民と一緒に毎月1回約20名程のボランティアで荒廃した森で間伐や下草刈りや遊歩道の整備など里山整備活動を実施しています。
この度ご寄付いただいた756,640円は当会の資金と合わせまして、遊歩道を整備するための木材やロープ、伐採するためのチェンソーを1台購入することができました。
この結果、チェーンソーで効率よく伐採できることにより、里山にとって適切な環境が整い、又遊歩道を整備することができました。里山に適正な間伐を行うことができ、生物多様性回復へと貢献することができました。
今後さらに森林整備に取り組んでいきます。
 
2011年度
環境寄附
対象期間
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで 
対象期間の
合計寄附額
\525,999   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
当法人では、千葉県市原市にある里山林(約2ha)で、大学生や高校生が中心になり、近隣の集落住民と共に年に約7回、毎回約20名程のボランティアで荒廃した森の間伐や下草刈り、遊歩道の整備など里山整備活動を実施し、間伐材を利用した炭焼き体験などを実施しています。

この度ご寄付いただいた525,999円は当会の資金と合わせて、ボランティア活動の運営費として使わせて頂きました。ご寄附を経費の一部(打合せ交通費、案内郵送費)に充てることにより、より充実した作業と体験プログラムを実施することができました。
地元協力者との連携を深められたことにより、平成24年度には、地元の子どもを対象とした間伐材や炭を利用したワークショップを開催することができ(参加者20名)、地域住民の里山への関心をより一層高めることができました。
今後は、整備活動とあわせて、里山活用への関心を高める普及活動にも取り組んでいきます。