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グリーン家電エコポイント

環境寄附を使った活動報告


このページの主な内容

環境省総合環境政策グリーン家電エコポイントについて環境寄附を使った活動報告


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一般社団法人
イクレイ日本

対象分野 環境教育・人材育成
事業者コード K104 

プロフィール

活動ホームページ イクレイ日本のホームページ(外部サイト) 
活動形態 知識の提供・普及啓発 
所在地(都道府県) 東京都 
問合せ先名称  
電話番号 03-5464-1906 
設立の目的・課題認識 1990年国連環境計画等の協力で設立された国際NGOの日本支部。持続可能な社会を具体的な地域活動の積み重ねにより築くことを趣旨に国内外で活動。途上国の地域温暖化防止活動を促進支援も行います。 
活動実績 2005年から日本の自治体の地球温暖化防止事例調査・成果データベースを作成し、2007年からは世界700以上の自治体と温暖化防止対策キャンペーンを行っています。自治体のためのCDM事業開発調査研究や環境ローカルアクション促進のための効果的なファイナンシャルメカニズムに関する予備調査を行いました。 
特記事項  

家電エコポイント環境寄附の活用

事業・プロジェクト名 フィリピン2都市の家庭での省エネ・再生可能エネルギー利用活動支援 
家電エコポイント寄附の使い途 フィリピン有数の観光・教育都市であるサンフェルナンド市(人口11万5千人)とベンゲット州バギオ市(同30万人)で、一般市民や青少年に省エネ活動や再生可能エネルギーに関する情報提供と実践活動支援、指導者養成を行い、地域主体の温暖化対策の取組を支援したいと考えています。 
寄附額に応じた活動例 50,000円~500,000円の場合 中学生や主婦等向けに身近な省エネ・発電を考える教材を購入し利用マニュアルを作成、送付します。 
500,000円~1,000,000円の場合 既存資料や書籍を含め、省エネ・再生可能エネルギー利用に関する英語教材を作ります。 
1,000,000円以上の場合 指導者養成のためのモデルワークショップを、環境団体や女性団体を対象に開催します。 

事業報告

2009年度
環境寄附
対象期間
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\39,121   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
(概要)
サンフェルナンド市は、以前よりゴミの分別や海岸保全などを始めとした様々な環境保全活動を活発に進めている。市は海岸に面しており、気候変動の影響も懸念されている。小中学校を始めとした学校では気候変動に関する授業を行ったり、植林や壁画コンテストを行っており、より一層地球規模での環境問題への理解と行動を促す支援を行っていく。
(使途)
教材の輸送費を考慮すると、今後の寄付額と合算したほうがより寄附金を有効に使えるため、今後の寄付金と合わせて教材などの購入を計画している。小中学生を対象に気候変動に関する書籍やゲームなどの提供、それを用いた環境教育の実施を計画している。
(効果)
今回は寄付金を利用していないため、効果は出ていない。しかし、気候変動に関する教材の提供及びその活用によって、小中学生の気候変動に対する理解を深め学校や家庭での省エネおよび環境保全活動につながると考えている。 
2010年度
環境寄附
対象期間
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\745,952   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
(概要)フィリピンのサンフェルナンド市(ラ・ウニョン州)において、小中学校での気候変動および省エネに関する教育を支援しています。フィリピンの小中学校では、気候変動や省エネに関する書籍が不足しており、授業を行うための資料や生徒が自由に読むことのできる書籍がないため、2012年2月に書籍の寄付を行い、科学の先生向け研修の準備も進めました。
(使途)住宅エコポイントの寄附金と合わせて、サンフェルナンド市の小中学校2校に気候変動および省エネに関する書籍86冊を寄付(約25万円)。また、授業の中で気候変動や省エネについて科学の先生が扱うことのできるよう、研修の準備も進めました(約30万円)。残りの寄附金については、来年度に繰り越しました。
(効果)2校に寄付した書籍は、この2校の図書室に置かれるだけではなく、市内のすべての小中学校にも順次貸し出され、多くの小中学生が読むことが可能になりました。
 
2011年度
環境寄附
対象期間
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで 
対象期間の
合計寄附額
\522,900   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
(概要)
フィリピンのサンフェルナンド市(ラ・ウニョン州)とバギオ市において、小中学校での気候変動および省エネに関する教育を支援しています。フィリピンの小中学校では、気候変動や省エネに関する書籍が不足しており、授業の中でこれらについて扱うための資料や書籍がないため、書籍の寄付を行い、科学の先生向けに授業の中で気候変動について教えるための研修を行いました。
(使途)
住宅エコポイントの寄附金と昨年度の繰越金を合わせて、小中学校の教師用研修マニュアルの作成、10月に両市の小中学校教師22名を対象に2日間の研修の実施(約58万円)、バギオ市の小中学校に書籍を寄付しました(約25万円)。
(効果)
両市の小中学校教師が、科学の授業の一環として気候変動や省エネについて教えるノウハウと資料を得ることがでた。また、今回参加した教師がチームを作り、さらに他の教師を対象に、自分たちが今回は研修を行う準備を始めている。