特定非営利活動法人
沖縄県ダイビング安全対策協議会
対象分野 | 自然保護・生物多様性保全 | |
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事業者コード | K062 |
プロフィール
活動ホームページ | 沖縄県ダイビング安全対策協議会のホームページ(外部サイト) | |
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活動形態 | 実践 | |
所在地(都道府県) | 沖縄県 | |
問合せ先名称 | 事務局 | |
電話番号 | 098-957-0850 | |
設立の目的・課題認識 | 潜水事故防止のための安全対策の指導及び安全意識の啓発にかかる事業と、水中環境を直接監視できる長所を生かした海洋環境保全を図る事業を通し、安全で環境にやさしい海洋レジャーの普及と発展に寄与する。 | |
活動実績 | 沖縄県下におけるビーチクリーンアップの草分け。サンゴの日(3月5日)を提唱。自主財源での事業はもちろん、過去、地球環境基金、日本財団、複数の県内企業の助成を受け、オニヒトデ駆除や釣糸撤去作業等の活動を継続して行ってきたことが評価され、一昨年沖縄タイムス社第一回地域貢献賞を受賞。 | |
特記事項 |
家電エコポイント環境寄附の活用
事業・プロジェクト名 | ちゅら海環境保全事業 | |
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家電エコポイント寄附の使い途 | 潜水により直接水中を監視、管理できるという特性を生かし、沖縄県内のサンゴ礁保全と生物多様性の保存を目的とした、オニヒトデを初めとするサンゴ食害生物の駆除活動、海中に残された大量の釣糸やおもりの撤去作業、水中ゴミ清掃、サンゴの植え付けなどの実践的水中活動による海洋環境保全事業。 | |
寄附額に応じた活動例 | 1円~500,000円の場合 | 募金額に応じて稚サンゴを購入し、サンゴの植え付けを行うとともに、植え付け後のモニタリングを継続する。 | 500,000円~1,000,000円の場合 | 沖縄各地域の磯釣ポイントに置ける釣糸の残留状況を把握する調査を行う。 | 1,000,000円以上の場合 | 左記釣糸現況調査にプラスして、現状の酷いエリアから実際の撤去作業も予算がゆるす限り行う。 |
事業報告
2009年度
環境寄附 対象期間 |
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで | |
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対象期間の 合計寄附額 |
\265,555 | |
実際の 環境寄附の 使い途 (使用対象 及び成果等) |
当初予定していたサンゴ植え付けとモニタリングについては、沖縄においては限られた少ない同一の種苗からの多数の移植が行われているケースが多く見受けられ、また、種苗の種類も限定されているため、未だ遺伝子攪乱等の問題が解決できていないのが現状で、会員内でのコンセンサスを得られないため延期を余儀なくされている。代替としてこれまで行ってきたオニヒトデやレイシガイダマシ駆除および釣り糸撤去等の海中清掃活動を継続、傭船燃料費、タンク代、保険料などの諸経費をエコポイント寄付金から捻出した。昨年度まではオニヒトデの発生は顕著なものではなかったが、今年になって小型のオニヒトデが増殖傾向にあり、石垣や宮古島などの先島地域では大発生がすでに始まっていることから、沖縄本島や慶良間地域でも今後大発生が予想される。当会では平成23年2月から毎週水曜日を定期サンゴ礁保全の日と位置づけ、継続的なサンゴ保全事業を開始した。 |
2010年度
環境寄附 対象期間 |
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで | |
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対象期間の 合計寄附額 |
\1,893,873 | |
実際の 環境寄附の 使い途 (使用対象 及び成果等) |
サンゴ植え付けについては、未だ遺伝子攪乱等の問題について、会員内でのコンセンサスを得られないため今期も延期を余儀なくされました。代替としてオニヒトデやレイシガイダマシ駆除および釣り糸撤去等の海中清掃活動を継続、今年は毎週水曜日を保全の日として定例化し、悪天候中止を除いて毎週保全活動を行いました。7月以降、繁忙期に入って中断しましたが、今年3月より活動を再開しています。駆除事業にかかる傭船燃料費、タンク代、保険料などの諸経費をエコポイント寄付金から捻出させていただきました。また残金はプールし、今後の活動に充てたいと考えています。 石垣や宮古島、慶良間諸島ではオニヒトデの大発生がすでに始まっており、沖縄本島でも来年か再来年に大発生が予想されています。今年は適宜モニタリングを続け、適材適所の駆除活動を毎週継続したいと考えています。保全活動報告は当会サイトにて詳細に公開しているのでぜひご覧下さい。 |
2011年度
環境寄附 対象期間 |
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで | |
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対象期間の 合計寄附額 |
\1,018,178 | |
実際の 環境寄附の 使い途 (使用対象 及び成果等) |
サンゴ食害生物駆除および釣り糸撤去等の海中清掃活動を継続、悪天候中止を除いて毎週水曜日の保全活動を 行いました。年度後半、県からの予算を獲得し優先的に執行したため、エコポイントからの運用が滞りました。 (使途)前年度残高(1,419,712円)を含め総額2,437,890円から本年度の駆除事業にかかる傭船燃料費、タンク代、 保険料、資機材購入費などの諸経費として333,536円を運用しました。残金(2,104,354円)はプールし、今後の活動 に充てます。自然相手ですので都合良く運用できません。特にオニヒトデは大発生時に集中して駆除活動が出来 る態勢を保持しなければせっかくの善意も無駄になります。ご理解ください。 (効果)今後も適宜モニタリングを続け、適材適所の駆除活動を継続します。保全活動報告は当会サイトにて詳細 を公開していますのでぜひご覧下さい。 |