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グリーン家電エコポイント

環境寄附を使った活動報告


このページの主な内容

環境省総合環境政策グリーン家電エコポイントについて環境寄附を使った活動報告


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特定非営利活動法人
カイフネイチャーネットワーク

対象分野 自然保護・生物多様性保全
事業者コード K058 

プロフィール

活動ホームページ カイフネイチャーネットワークのホームページ(外部サイト) 
活動形態 実践 
所在地(都道府県) 徳島県 
問合せ先名称  
電話番号 0884-72-2520 
設立の目的・課題認識 徳島県海部郡を中心とする生物調査・研究や自然環境保全活動を行うとともに、そうした事業を生かした地域の振興・活性を図り、自然と共生するまちづくりの推進を行うことを通じて社会全体に寄与します。 
活動実績 牟岐大島のフウラン復旧のため、残存株種子から苗を栽培、島への移植、定着率調査を行っています。大島周辺海域のサンゴと生物多様性保全を目的とした海中監視とオニヒトデ駆除やアカウミガメの上陸産卵調査・卵の保護に取り組むだけでなく、環境教育や体験型観光のインストラクターを務め、自然保護意識を広めています。 
特記事項  

家電エコポイント環境寄附の活用

事業・プロジェクト名 牟岐大島・周辺海域の自然保護(フウランとサンゴ保護をメインとした活動) 
家電エコポイント寄附の使い途 牟岐大島周辺では水温上昇の影響を受けオニヒトデが大量発生しています。サンゴと生物多様性を守るため調査と駆除活動に取り組みます。大島は昔、希少植物やフウランが島全体に生育していましたが乱盗掘により絶滅状態となっています。かろうじて残った株の種子を培養、苗を移植して「香りの島」復活に取り組んでいきます。 
寄附額に応じた活動例 1円~2,000,000円の場合 牟岐大島周辺海域のオニヒトデ発生状況の調査及び定期的な駆除によるサンゴ類保全活動に取り組みます。 
1円~800,000円の場合 牟岐大島の固有・希少生物の保護やフウラン復元活動を行います。 
1円以上の場合 海部郡内におけるアカウミガメの調査・保護や希少生物モニタリング調査など自然環境保全活動を行います。 

事業報告

2009年度
環境寄附
対象期間
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\58,839   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
(概要)当法人では、徳島県海部郡内の自然保護活動と自然と共生するまちづくり活動を行っています。特に、牟岐大島と周辺海域の生物多様性保護に力を入れています。しかし、近年の温暖化によりオニヒトデやレイシガイダマシなどのサンゴ食害生物が爆発的に増加し、死滅するサンゴが増えています。また、大島に生育するフウランをはじめとする稀少植物は盗掘を受けて絶滅寸前にいたっています。
(使途)この度ご寄付いただいた58,839円と、当法人資金をあわせまして、平成22年5月と11月に地域住民とダイバーと共同してオニヒトデ等の駆除を行いました。また、11月には大島の生物を調査しました。
(効果)合わせて500匹以上のオニヒトデと1600個を超えるサンゴ食巻き貝を駆除しました。大島調査では、稀少植物の野生株及び復元株の生育確認ができました。今後も、陸・海の生物多様性保全に地域と共に取り組んでいきます。 
2010年度
環境寄附
対象期間
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\932,356   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
・(概要)当法人では、徳島県海部郡内の自然保護活動と自然と共生するまちづくり活動を行っています。特に、牟岐大島と周辺海域の生物多様性保護に力を入れています。しかし、近年の温暖化によりオニヒトデやレイシガイダマシなどのサンゴ食害生物が爆発的に増加し、死滅するサンゴが増えています。また、大島に生育するフウランをはじめとする稀少植物は盗掘や環境変化により個体数が激減しています。
・(使途)この度ご寄付いただいた932,356円と当法人資金をあわせまして、平成22年5月11月平成23年3月に地域住民とダイバー共同でサンゴ保全を行いました。また、フウラン苗移植と植物生育調査を実施しました。
・(効果)合計628匹のオニヒトデと3500個以上のサンゴ食巻貝を駆除しました。フウラン100株の移植と移植株の生存率・生育適正条件が把握できました。今後も、陸・海の生物多様性保全に地域と共に取り組んでいきます。 
2011年度
環境寄附
対象期間
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで 
対象期間の
合計寄附額
\598,124   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
・(概要)当法人では、徳島県海部郡内の自然保護活動と自然と共生するまちづくり活動を行っています。特に、牟岐大島と周辺海域の生物多様性保護に力を入れていますが、温暖化でオニヒトデやレイシガイダマシなどのサンゴ食害生物が爆発的に増加し、死滅するサンゴが増えています。また、大島に生育する稀少植物は環境変化により個体数が激減し、海岸の植物や産卵に来るウミガメには、漂着ゴミの悪影響がでています。
・(使途)この度ご寄付いただいた598,124円全額と当法人資金をあわせて、平成22年5月から地域と協働で12回のサンゴ保全を行い、7カ所の海岸でアカウミガメの調査と漂着ゴミを撤去しました。大島の希少植物調査を計4回行いました
(成果)合計358匹のオニヒトデと4200個以上のサンゴ食巻貝を駆除しました。海岸清掃により1.5トン以上のゴミを撤去しました。今後も、生物多様性保全に地域と共に取り組んでいきます。