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グリーン家電エコポイント

環境寄附を使った活動報告


このページの主な内容

環境省総合環境政策グリーン家電エコポイントについて環境寄附を使った活動報告


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守山リス研究会

対象分野 自然保護・生物多様性保全
事業者コード K054 

プロフィール

活動ホームページ 守山リス研究会のホームページ(外部サイト) 
活動形態 実践 
所在地(都道府県) 愛知県 
問合せ先名称  
電話番号 052-795-2616 
設立の目的・課題認識 名古屋市近郊の里山や都市公園に生息する野生のニホンリス・ムササビを保全するため、その生息地を復元維持し、大きな森の繋がり(緑の回廊)を、行政や企業と共に作っていく中で、子供達に環境教育を実施する。 
活動実績 リス・ムササビの生息地復元のために、科学的継続的な調査(リス捕獲・テレメ調査、デンドロメータ樹木直径成長記録、巣箱・給餌台作り、手作りダム湧水測定、クルミ刈・染)シデコブシ、ヒメタイコウチ、カンアオイ調査保全、給餌(残数記録)活動、餌樹木の植樹等をする中で子供達や両親と共に学んでいます。 
特記事項 活動報告は、毎月末発行される会報のリス研通信(20ページ A4)で報告され、必要に応じてデータで送付されます。 

家電エコポイント環境寄附の活用

事業・プロジェクト名 野生のニホンリス保全活動をする中で環境教育を実践する 
家電エコポイント寄附の使い途 野生のニホンリス・ムササビの保全のために、リスの親子DNA鑑定、餌樹木である抵抗性アカマツ、オニグルミの購入と植樹、巣箱材の購入作成、テレメ行動調査のための発信機の購入、日常活動としての会報発行への経費に充当したい。 
寄附額に応じた活動例 90,000円~300,000円の場合 行動圏拡大の証明のためにリスの親子DNA分析費用、会報発行経費 
300,000円~500,000円の場合 親子DNA分析費用、会報発行経費、テレメ用発信機の輸入、巣箱用板材100セット作成用費用 
500,000円以上の場合 親子DNA分析費用、会報発行経費、発信機、巣箱用材、アカマツ500本の購入、オニグルミ購入運送費 

事業報告

2009年度
環境寄附
対象期間
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\69,530   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
この度ご寄付頂いた69530円は主にリスの定点観測用の感熱デジタル自動撮影装置と米国製発信機の購入の一部に当てられました。これは、毎月定期的に捕獲して発信機を装着して分散行動を調査してきましたが、2ヵ所の移動確認ができないためDNA鑑定までいたっていないからです。 しかしこれらの撮影装置と発信機によって、リスだけでなくフィールド全体の哺乳類の生活行動が飛躍的に観察できるようになりました。 この活動は名古屋大学、ゴルフ場との3者で保全検討をしており,東谷山と南のゴルフ場を繫げる緑の回廊の形成の活動の一貫で、ゴルフ場へのアカマツ植樹、オニグルミの植樹と給餌用オニグルミの購入が当会経費でおこなわれました。これらの活動記録や報告は会報であるリス研通信に毎月20ページで関係125個人や団体に送付されています。 
2010年度
環境寄附
対象期間
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\950,063   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
2007年から名古屋大学・ゴルフ場・リス研の3者で、東谷山・ゴルフ場・森林公園を繫げる幅2km長さ5kmの緑の回廊の形成を実施しており、回廊内へのアカマツ・オニグルミの毎年2回の植樹活動とリスの行動・生息地を毎週調査してきました。この度ご寄付頂いた 950,063円はリスの行動調査のために米国製発信機と定点観測用の自動撮影装置の追加購入、植樹用オニグルミの育苗・運搬と給餌用オニグルミの購入、会報用コピー機リース代・宅配代・トナー代に当てられました。しかし発信機装着のリスの移動撮影がまだされないため再捕獲できず、DNA鑑定まで至っていません。しかし森林公園での頭数増加が確認され、仮説としての回廊内分散が検証される兆しがあらわれました。これらの活動記録は会報「リス研通信」(毎月20ページ)で関係125個人や団体に送付されています。希望者には有料送付申し上げますのでメールでご連絡ください。 
2011年度
環境寄附
対象期間
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで 
対象期間の
合計寄附額
\656,786   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
名古屋大学・ゴルフ場・リス研の3者で、東谷山・ゴルフ場・森林公園を繫げる幅2km長さ5kmの緑の回廊の形成を実施しており、3地域へのアカマツ・オニグルミの毎年2回の植樹活動とリスの行動・生息地を毎週調査してきました。この度ご寄付頂いた656,786円はリスムササビ調査のため米国製自動撮影装置・発信機,ヘビ捕獲用の器具・透明パイプ購入、フモトミズナラの育苗用器具肥料・クルミ給餌台用木材クギノコギリ購入、会報用コピー機リース代・郵送代、発信機・自動撮影機用電池代に当てられました。東谷山のリスの頭数減少が、自動撮影装置で初めて頻繁に撮影された天敵であるヘビ・フクロウの増加によると推定され、そのため再捕獲できず、DNA鑑定まで至っていません。これらの活動記録は会報「リス研通信」(毎月20ページ)で140個人や団体に送付されています。希望者には有料送付申し上げますのでメールでご連絡ください。