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グリーン家電エコポイント

環境寄附を使った活動報告


このページの主な内容

環境省総合環境政策グリーン家電エコポイントについて環境寄附を使った活動報告


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特定非営利活動法人
生態工房

対象分野 自然保護・生物多様性保全
事業者コード K047 

プロフィール

活動ホームページ 生態工房のホームページ(外部サイト) 
活動形態 実践、知識の提供・普及啓発、調査研究 
所在地(都道府県) 東京都 
問合せ先名称  
電話番号 03-3331-5004 
設立の目的・課題認識 公園などの造成緑地で外来生物の生息や画一的な植栽が増加し、地域固有の在来生物の生息と生物多様性が損なわれているため、そうした環境の再生、保全、教育に関する事業を行うため設立されました。 
活動実績 (財)東京都公園協会や行政からの委託、地球環境基金等の助成金をうけ、公園での環境管理や、水生外来生物に関する調査や技術開発を行ってきました。また、行政や中間支援組織との協働による、環境学習・市民育成講座の企画や講師派遣を通じ、活動現場での実践により得られた知見を広く普及しています。 
特記事項  

家電エコポイント環境寄附の活用

事業・プロジェクト名 都立公園・緑地の環境再生、カメ等の水生生物の保全および普及・環境教育 
家電エコポイント寄附の使い途 老朽化している漁具を新たに購入し、市民向け講座や調査活動に利用します。また、現在自主事業として小規模に行っている井の頭公園での外来種および在来生物の調査・保全活動を拡充することが可能になります。こうした公園で子ども達が対象の保全講座を開催し、多くの市民の皆さんが親しめる環境教育を目指します。 
寄附額に応じた活動例 10,000円~200,000円の場合 調査・保全活動のための装備の購入及び調査時の運搬費用を目的とします。 
200,000円~700,000円の場合 公園で子供たちが生きものに触れ、自然に親しみながら環境学習を行う次世代育成事業の拡充が目的です。 
1,500,000円以上の場合 自主事業として小規模に行っている井の頭公園での外来種・在来生物の調査・保全活動をより持続的に行う。 

事業報告

2009年度
環境寄附
対象期間
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\45,055   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
当会は、都立光が丘公園バードサンクチュアリや都立石神井公園三宝寺池等の都市公園にて、カメ等の水生生物の保全を目的とした調査活動と、普及・環境教育活動を実施しています。平成22年度は4月から10月までの期間で84日間実施しました。
この活動に使用する胴長靴(ウェーダー)や、漁網などは、劣化や破損で消耗し、作業の装備や、漁網の数が十分で無いことがありました。よって、平成22年4月までにいただいた寄付金45,055円は、胴長靴とゴム手袋などの購入やその修理用品、および漁具の修理用品に充てさせて頂きました。これにより、今年度の捕獲調査に必要なワナ数と、作業に携わる人数分の装備をそろえることが出来ました。
今後のご寄附は、より多くの方が参加出来るよう、更に道具をそろえ、作業に備えるとともに、水辺の生きものの観察会などを通して、外来種問題の普及活動に使わせて頂きます。 
2010年度
環境寄附
対象期間
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで 
対象期間の
合計寄附額
\795,207   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
・概要 都立光が丘公園バードサンクチュアリや都立石神井公園三宝寺池、都立恩賜井の頭公園等の都市公園にて、カメ等の水生生物の保全を目的とした外来種の防除活動と普及活動を、平成23年5月から11月の間に84日間実施しました。
・使途 活動に参加する市民、インターンが使用する胴長を、サイズ、数ともにそろえ、また、ゴムボートの修理部品やワナを購入し、より効率的に水生外来生物の防除に取り組むことができました。さらに、水槽を購入して、水生生物を展示するミニ水族館と、外来生物問題の普及啓発活動を実施することができました。
・効果 、光が丘公園では、前年度比でブルーギルの捕獲数は1229→2153個体、アメリカザリガニ9653→13983個体と、これより大幅に駆除数を増加させることができました。また、水槽の種類と数が増えたため、様々な大きさ、数の生きものを,見栄え良く展示ができ、観察しやすくなりました。 
2011年度
環境寄附
対象期間
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで 
対象期間の
合計寄附額
\550,757   
実際の
環境寄附の
使い途

(使用対象
及び成果等)
(概要)都立光が丘公園バードサンクチュアリや都立石神井公園三宝寺池等の都市公園にて、カメ等の水生生物保全を目的とした調査、普及・環境教育活動を行ないました。活動は平成24年5月-12月の間に 89日間実施しました。
(使途)ご寄附頂いた550,757円と当会の資金を合わせて、作業用ゴム手袋、胴長靴、胴長靴の修理用品の購入、都市公園での普及・環境教育活動資金に充てさせて頂きました。
(成果)購入したゴム手袋・胴長靴で、市民参加型プログラムでの参加者の装備を用意できました。そして、参加者は活動を通じて、身近な自然に起きている問題等についての普及・環境教育を行なうことができました。また、調査で捕獲されたカメ類や魚類などの水生生物は公園内にて水槽展示を行ない、子どもたちが身近な生きものに触れ、自然に親しむ機会を設けることができました。ご寄附いただいた皆さま、これから当会へのご寄附をお考えの方は当会をより知っていただき、プログラムを通じて、在来の水生生物へ関心を寄せていただけたらと思います。