対象分野 | 自然保護・生物多様性保全 | |
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事業者コード | K046 |
プロフィール
活動ホームページ | ジャパンワイルドライフセンターのホームページ(外部サイト) | |
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活動形態 | 実践 | |
所在地(都道府県) | 東京都 | |
問合せ先名称 | ||
電話番号 | 042-710-5590 | |
設立の目的・課題認識 | 主に野生動物保護・治療を行うこと、また、広く野生動物や地球環境の実態を調査・分析し、その情報を一般市民に提供し、様々なプロジェクトを行うことにより自然環境の保全に寄与することを目的として設立しました。 | |
活動実績 | 国内では、毎年100件を超える近郊の野生動物の保護・治療活動や、写真展や絵画展の開催、世界における野生動物の情報発信などの普及啓発活動をしています。また、ケニア支局では、マサイマラ地域にて、保護区外の野生動物のパトロールや、現地の野生動物と人間の摩擦問題解決に取り組んでいます。 | |
特記事項 |
家電エコポイント環境寄附の活用
事業・プロジェクト名 | ケニア共和国マサイマラ地域給水プロジェクト | |
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家電エコポイント寄附の使い途 | 温暖化に伴うマサイマラ地域の水源枯渇による住民、家畜の決定的な飲料水の欠乏と、それに伴う野生動物との僅かな水場の取り合いによる両者間の捕殺事故などの摩擦問題解決を目的とし、地域住民にも利用可能な給水設備を設置することにより、安定した水提供と自然環境保全に寄与することを目的としています。 | |
寄附額に応じた活動例 | 10,000円~100,000円の場合 | 雨水利用の方法を広く一般に教育するため、どの部族でもわかるように絵で説明したマニュアルを作成します。 | 100,000円~1,000,000円の場合 | 雨季の雨水を長期利用するため、野生動物保護管理施設の屋根を利用し、雨水利用システムを取り付けます。 | 1,000,000円以上の場合 | 野生動物保護管理施設に井戸を掘り、管理者を育成し、現地の住民だけで井戸を管理していける状態にします。 |
事業報告
2009年度
環境寄附 対象期間 |
環境寄附開始時点 から 2010年4月振込分 まで | |
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対象期間の 合計寄附額 |
\66,632 | |
実際の 環境寄附の 使い途 (使用対象 及び成果等) |
【概要】当団体では、2008年よりマサイマラ地域の給水プロジェクトを計画してきました。2010年3月、マサイ族の意見を取り入れプロジェクトを進めていく為にマサイマラにて調査を行い、雨水利用方法のマニュアルを作成しました。 【使途】調査費として28,194円を使わせていただきました。ご寄附を経費の一部(ガソリン代、通信費等)に当てることにより、より具体的な調査を行うことができました。残金は繰越します。 【効果】マサイ族の家(マニャッタ)は牛の糞、土と草で出来ているため、屋根を利用して雨水を集めると水が汚れ、腐ってしまうということで、現状では雨水を利用していませんでしたが、雨水の収集方法をマニュアル化したことにより、より安全に清潔な水を手に入れる方法を知ることができました。また今後は、雨季に向けて野生動物保護管理施設に数トン貯水できるタンクを設置し、地域住民も利用できる環境を整えていきます。 |
2010年度
環境寄附 対象期間 |
平成22年5月 から 平成23年4月振込分 まで | |
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対象期間の 合計寄附額 |
\932,901 | |
実際の 環境寄附の 使い途 (使用対象 及び成果等) |
【概要】当団体では、2008年よりマサイマラ地域の給水プロジェクトを計画してきました。2010年9月、雨季の雨水を長期利用するため、野生動物保護管理施設の屋根を利用して、雨水利用システムを取り付けました。 【使途】設置費として100,785円を使わせていただきました。ご寄附を経費の一部(ガソリン代、通信費、建築資材等)に当て、雨水タンクと雨水を集めるための雨どいを設置することができました。残金は繰り越します。 【効果】雨季は雨水タンクが満タンになり、乾季に入ってもしばらく地域の住民が利用することができるようになりました。今までワニや肉食獣がいる川から泥水を汲んできていたので、より安全に清潔な水を手に入れられるようになりました。 |
2011年度
環境寄附 対象期間 |
平成23年5月振込分から平成24年9月振込分まで | |
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対象期間の 合計寄附額 |
\601,113 | |
実際の 環境寄附の 使い途 (使用対象 及び成果等) |
【概要】当団体では、2008年よりマサイマラ地域の給水プロジェクトを計画し、2010年9月には雨季の雨水を長期利用するため野生動物保護管理施設の屋根を利用して雨水利用システムを取り付け、2012年9月には165mの深さの井戸を掘り、水を汲み上げる電力をまかなう為に太陽光発電システムを設置しました。 【使途】井戸掘り費として601,113円と前年度繰越金870,554円、住宅エコポイントにていただいた236,363円とを使わせていただきました。ご寄附を経費の一部(掘削作業とケーシング等)に当て、井戸堀を行うことができました。 【効果】水量の多い水脈を掘り当てることができたので、地域住民約4000人や家畜、野生動物たちが半永久的に水を手に入れられるようになり、人と野生動物の摩擦問題の軽減に多いに貢献できたと確信しています。 |