車で回りながら、大沼遊歩道・後生掛自然研究路・大場谷地の木道・玉川温泉自然研究路を散策するお手軽なコースです。いずれも30〜40分程度で歩けて、季節の花々や紅葉、泥火山や噴気、温泉の噴出等の火山現象が楽しめます。
はじめに、大沼の向かいにある八幡平ビジターセンターで自然情報を入手すると、より楽しめるでしょう。また、後生掛温泉や玉川温泉での入浴と組み合わせても良いでしょう。
区間 | 時間 |
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八幡平ビジターセンター、大沼遊歩道 | 約50分(徒歩) |
大沼遊歩道→後生掛自然研究路 | 約1.5km:10分(車) |
後生掛自然研究路 | 約40分(徒歩) |
後生掛自然研究路→大場谷地 | 約14km:30分(車) |
大場谷地の木道 | 約40分(徒歩) |
大場谷地→玉川温泉自然研究路 | 約5km:10分(車) |
玉川温泉自然研究路 | 約30分(徒歩) |
区間 | 交通機関名 | 時間 |
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鹿角八幡平IC→八幡平ビジターセンター | 自家用車 | 約24.5km:30分 |
玉川温泉自然探勝路→鹿角八幡平IC | 自家用車 | 約31.5km:40分 |
八幡平ビジターセンターの向かいにある周囲約2㎞の沼です。遊歩道が整備されていて、30分ほどで1周できます。5月の雪解け後からは、ミズバショウにはじまり、エゾノリュウキンカやレンゲツツジ、シャクナゲなどと春から夏にかけて様々な花が楽しめます。秋には周囲を彩る紅葉が見事です。
1周40分ほどの自然研究路では、「オナメ・モトメ」と呼ばれる噴気孔、紺色の泥湯のたまった「紺屋地獄」、噴き出す火山ガスに飛ばされた泥が小さな山状に積み重なった「泥火山」、1ha程にお湯のたまった「大湯沼」などの面白い火山現象が見られます。
雪解けの5月下旬頃からは、新緑のブナ林に映える真っ白なミズバショウの群落やエゾノリュウキンカの黄色い花、初夏には、ニッコウキスゲや鮮やかな赤い花のレンゲツツジが見事です。また、湿原越しに見える焼山も見どころです。
1周30分ほどの遊歩道が整備され、毎分9,000Lもの強酸性の温泉が噴き出す「大噴」、硫黄を含んだ蒸気を盛んに吹き上げる噴気孔群などの火山現象が見ものです。地熱を利用した天然の岩盤浴でも良く知られています。