水鳥・湿地センター

琵琶湖水鳥・湿地センター

センター前のコハクチョウ琵琶湖水鳥・湿地センターは、琵琶湖がラムサール条約に登録されたことから、水鳥をはじめとする野生生物と、湿地の保全や湿原の賢明な利用について理解を深めていただくための普及啓発活動や、調査・研究、監視等を行う拠点施設として設置されました。館内にはスタッフが常駐しており、様々な自然情報の解説を聴くことができます。

開館時間
午前9時~午後4時30分
休館日
毎週火曜日
年末年始の休館日はセンターまでお問い合わせください。
住所
滋賀県長浜市湖北町今西
電話
0749-79-8022
管理協力
長浜市
メールアドレス
nio@mx.biwa.ne.jp
ホームページ
http://www.biwa.ne.jp/~nio/
ライブ映像
琵琶湖
http://www.sizenken.biodic.go.jp/
(インターネット自然研究所)

地域の特性

琵琶湖は面積6万6千ha余りもある国内最大の湖です。なかでも東北部に位置する湖北町の湖岸一帯は景色も素晴らしく、多くの水鳥が生息する貴重な場所となっています。ヨシ原や小さな島が点在する琵琶湖水鳥湿地センター前は「湖北水鳥公園」に指定され、水鳥たちの絶好のすみかとなっています。琵琶湖に飛来するコハクチョウの8割以上と、天然記念物に指定されているオオヒシクイのほとんどが、この地で越冬します。またオオヒシクイは国内南限越冬地となっています。

施設

  1. 展示
    館内の様子伊吹山から琵琶湖湖底までの野生生物の生息分布をパノラマイラストと音声、鳥や動物の剥製で紹介しています。また世界でも有数の歴史を持つ、琵琶湖ならではの独特な漁法についても紹介されています。3階に設置された水鳥生態自動撮影カメラでは、野外の鳥を撮影し、マルチビジョンで見ることができます。またビデオ鑑賞等も可能です。

活動の概要

  1. 調査・研究
    一年を通して、センター周辺の鳥類、コハクチョウ、オオヒシクイ、冬期ガンカモ類など、鳥類情報の収集・集積のための調査を行っています。
  2. 普及啓発活動
    観察会の様子毎月開催する定例観察会、鳥のお話の会のほか、日本野鳥の会との合同探鳥会、水鳥写真コンテスト、愛鳥週間ポスターコンテストなどの開催を通じて、琵琶湖の自然や水鳥に対する理解を深めていただくよう活動しています。また各種講演会、地元小中学校の環境学習への協力も行っています。
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