「世界湿地の日」概要及びポスター

世界湿地の日は、湿地の保全に関する「ラムサール条約」が1971年2月2日に採択されたことを記念し、世界中の人々に湿地への関心を持ってもらい、その大切さを知ってもらうために1996年にラムサール条約事務局が定めた日です。  
湿地は、生物多様性の保全、気候変動の緩和と適応、淡水や食料の提供など人や野生生物にとって欠かせないさまざまなサービスを提供する重要な生態系です。しかし、世界では1970年~2015年の45年の間に湿地の約35%が消失しています。その消失するスピードは世界の森林が消失する割合の3倍もの速さに及び、湿地は急速に失われつつあります。湿地を保全し、回復させるための行動を促すためには、湿地の重要性に関する認識を国内及び世界で高めることが急務となっています。そのため、2021年8月30日、国連総会は、2月2日を「世界湿地の日」と定める決議を採択しました。
世界湿地の日に合わせて、毎年各国で、湿地を守っていくためのキャンペーンが行われます。ラムサール条約事務局では、年ごとのテーマに沿ったポスターやパンフレットを提供しています。講演会を企画したり、観察会に参加したりするなど、「世界湿地の日」を盛り上げていきましょう。

2024年 湿地と人が織りなす暮らし

慈しみ、育み、支える。(資料を見る)

2023年 今こそ湿地を再生する時

あなたの選択、意見、行動が湿地を再生するきっかけになります。(資料を見る)

2022年 人と自然のために、湿地を守る行動を始めよう

急速に失われつつある湿地の価値を学び、多くの人に伝えましょう。(資料を見る)

2021年 湿地と水

水は限りある資源です。持続可能な水の使い方を心がけましょう。(資料を見る)

2020年 湿地と生物多様性

湿地の損失は、生物多様性の損失につながります。湿地を回復させましょう。(資料を見る)

2019年 湿地と気候変動

湿地を守ることは、気候変動に備え、対応し、その被害からの回復に役立ちます。(資料を見る)

2018年 街の暮らしを支える湿地

持続可能な未来のために、都市部の湿地を守りましょう。参考サイトはこちら(英語)

2017年 災害に対する自然の安全機能

健全な湿地の保全と劣化した湿地の再生は、災害の被害を軽減し、回復を早めます。(資料を見る)

2016年 湿地を大切にしよう、私たちの未来のために

湿地は水や食料を供給し、生物多様性を維持し、二酸化炭素を吸収します。(資料を見る)

2015年 未来のための湿地

自然の緩衝材であり生活の基盤を支える湿地を、守り、賢明に利用しましょう。(資料を見る)

2014年 湿地と農業

湿地は農業を支え、持続可能な農法は湿地とその生物多様性を守ります。(資料を見る)

2013年 湿地は水を育む

湿地の保全と賢明な利用は、安全な水の安定的な供給に欠かせません。参考サイトはこちら(英語)

2012年 湿地のツーリズム、素晴らしい体験

持続可能性を尊重した責任あるツーリズムは、湿地と人々を支えます。(資料を見る)

2011年 水と湿地のための森林

森林と湿地は切り離せません。森林は、特に淡水の供給のために重要です。参考サイトはこちら(英語)

 

2010年 湿地を守る~地球温暖化、生物多様性への解決策

湿地生態系や生物多様性の保全は、地球温暖化を緩和させる役割を果たします。(資料を見る)

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