東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ(EAAFP)
渡り性の水鳥が行き来する渡りのルートは、「フライウェイ」として知られています。世界には9つの主要なフライウェイがあります。東アジア・オーストラリア地域フライウェイ(EAAFP)は、最大規模のフライウェイのひとつで、ロシア極東やアラスカから、東アジアと東南アジアを経て、オーストラリアやニュージーランドまで22カ国に及ぶ渡りのルートです。当フライウェイには、210種以上、5,000万羽以上の渡り性水鳥が生息しています。水鳥は、渡りの途中にフライウェイ上の湿地を経由し、そこで体を休めたり採餌したりして、
次の飛行のためのエネルギーを蓄えます。そのため、フライウェイをまたぐ国際協力は、渡り性水鳥とその生息地を保全・保護するために不可欠です。
東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ(渡り性水鳥保全連携協力事業: EAAFP)は、このフライウェイにおける渡り鳥性水鳥とその生息地が、人と生物多様性に恩恵を与えるものとして認識され、保全されることを目指して設立されたパートナーシップです。渡り性水鳥の重要生息地の国際的なネットワークを構築すること、それらの普及啓発・保全活動を促進することを主な目的としています。
渡り性水鳥にとって国際的に重要な湿地は当フライウェイ内に1,000以上あるとされており、日本では34か所が渡り性水鳥重要生息地ネットワークに参加しています。
EAAFPパンフレット(日本語版)

パンフレット
東アジア・オーストラリア地域渡り性水鳥重要生息地ネットワーク国内参加地

EAAFP事務局発行の普及啓発ポスター

渡り性水鳥について

渡り性水鳥の保護

クロツラヘラサギ

タンチョウ
国内モニタリング検討会報告書
- 作成年
- 2023年3月
EAAFPガイドライン

国内パートナーシップについて
