(3)国立公園における利用形態


国立公園を訪ねた目的〔問17〕・今後国立公園の中でしてみたいこと〔問18〕

問17
あなたは、これまで主にどのような目的で国立公園をお訪ねになりましたか?
当てはまるものを3つまでお選び下さい。

問18
以下に挙げる利用形態のうち、あなたが今後国立公園の中でしてみたいものがありますか。当てはまるものを3つまでお選び下さい。

風景探勝 野鳥観察・動植物観察 ロッククライミング・沢登り 夏山登山 冬山登山
ドライブ・ツーリング サイクリング モトクロスバイク マウンテンバイク ケービング(洞窟探検)
海水浴 観光船・川下り 魚釣り ラフティング ジェットボート・モーターボート
サーフィン・ウインドサーフィン ジェットスキー(水上バイク)・水上スキー・ウェイクボード
カヌー(シーカヤックを含む) シュノーケリング スキューバダイビング ゲレンデスキー・スノーボード
ツアースキー・へリスキー 冬山散策・クロスカントリースキー・スノーシューイング スノーモービル
乗馬 スカイスポーツ(パラグライダー等) フィールドスポーツ(テニス・パークゴルフ等) ゴルフ
キャンプ 温泉浴 ボランティア活動 体験農(林漁)業(市民農園など) 特にない

国立公園を訪ねた目的

環境省回答者においては、「風景探勝」が6割強と最も多く、次いで「夏山登山」が5割弱、「野鳥観察・動植物観察」が4割強、「ドライブ・ツーリング」が2割強、「温泉浴」が2割弱となっている。一方、その他回答者においては、「風景探勝」が6割強と最も多く、次いで「ドライブ・ツーリング」が4割弱、「温泉浴」が2割強、「夏山登山」が2割弱となっている。

環境省回答者ならびにその他回答者の両者に共通し、同程度に、「風景探勝」が国立公園を訪ねた主な目的となっている。しかしながら、その他回答者に比し環境省回答者は、自然との関わりがより密接な「野鳥観察・動植物観察」や「夏山登山」との回答がかなり多く、「ドライブ・ツーリング」をはじめ、「温泉浴」や「海水浴」との回答が少なくなっており、国立公園に対する利用指向の相違が伺われる(図9)





図9 国立公園を訪ねた目的


今後国立公園の中でしてみたいこと

環境省回答者では、「野鳥観察・動植物観察」が4割弱と最も多く、次いで「風景探勝」が3割強、「夏山登山」が2割強、「温泉浴」ならびに「ボランティア活動」がそれぞれ2割弱となっている。一方、その他回答者では、「風景探勝」ならびに「温泉浴」がそれぞれ3割強と最も多く、次いで「野鳥観察・動植物観察」が2割強、「キャンプ」が2割弱となっている。

その他回答者に比し環境省回答者は、「野鳥観察・動植物観察」、「夏山登山」、「カヌー(含シーカヤック)」、「冬山散策・クロスカントリースキー・スノーシューイング」、「冬山登山」といった自然との関わりがより密接なもの、ならびに「ボランティア活動」との回答が多く、「温泉浴」、「ドライブ・ツーリング」、「サイクリング」、「観光船・川下り」、「海水浴」との回答が少なくなっており、今後についても、国立公園に対する利用指向の相違が伺われる(図10)。





図10 今後国立公園の中でしてみたいこと



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