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琵琶湖水鳥・湿地センター(びわこみずとり・しっちせんたー)

施設写真

琵琶湖水鳥・湿地センターは琵琶湖北部の湖岸にあります。センター周辺は天然記念物のガン「オオヒシクイ」の国内南限越冬地で、冬は数千羽を超える水鳥、夏には湖岸のヨシ原を利用して子育てするカモ類やカイツブリ類、オオヨシキリなどが観察できます。センター2階では3階のカメラがとらえた最大66倍の迫力ある画像を大画面で見られるほか、写真や解説パネル・パソコンで琵琶湖とラムサール条約、琵琶湖の風物詩、琵琶湖の水鳥たちについて学ぶことができます。併設する湖北野鳥センターでは望遠鏡で実際に外の鳥を観察することもできます。また、鳥をはじめとする自然を楽しく学べる観察会や絵本の読み聞かせも行っています。

施設情報

住所〒529-0365 滋賀県長浜市湖北町今西
TEL0749-79-8022
開館時間9:00~16:30
休館情報毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
入館料高校生以上 200円(団体 160円)小・中学生 100円 団体 80円(長浜市内の小中学生は無料となります)※団体は20名以上

シンボルいきもの

オリジナルスタンプ

シンボル写真

和名オオヒシクイ
分類カモ目カモ科
学名Anser fabalis middendorffii
分類、学名の出典文献日本産野生生物目録-本邦産野生動植物の種の現状- 脊椎動物編(環境庁編、1993)
漢字表記大菱喰
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期10月~2月
出会える場所琵琶湖北部の湖岸や水田
解説オオヒシクイは大型のガン類で、琵琶湖北部が国内南限の越冬地です。毎年約300羽が飛来し、日中は琵琶湖の浅瀬で休み、夕方からエサ場に移動して採餌しています。水草のヒシの実を好んで食べることがヒシクイという名前の由来ですが、その名のとおり、堅いヒシの実をつぶしたり、とげをくちばしの中で器用に折って食べる様子も観察できます。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。