全国自然いきものめぐりスタンプラリー 日本全国の国立公園をまわっていろいろな“いきもの”に会いに行こう!

環境省 > 自然環境・生物多様性 > 自然大好きクラブ > 全国自然いきものめぐりスタンプラリー > スタンプラリーマップ > 北海道エリア > 釧路湿原野生生物保護センター

釧路湿原野生生物保護センター(くしろしつげんやせいせいぶつほごせんたー)

施設写真

当センターは、わが国最大の釧路湿原や野生生物の保護管理への取組みモデル施設として1993年に設置されました。館内にはジオラマがあり釧路湿原の情報や国立公園 及び道東の野生生物について解説しています。また、保護収容されているシマフクロウのリハビリの様子をモニターで観察できます。
館内2階では、フィールドスコープを使って周辺に訪れる季節ごとの野鳥を見たり、釧路湿原自然再生事業を紹介するパネル展示や釧路湿原に関連する書籍を閲覧できる空間があります。
温根内ビジターセンターや釧路市湿原展望台と近く、フィールド観察と合わせて湿原について知ることができます。釧路湿原にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

施設情報

住所〒084-0922 北海道釧路市北斗2-2101
TEL0154-56-2345
開館時間10:00~17:00
休館情報冬期(11月1日~4月下旬)毎週土日・祝日 年末年始
入館料無料

シンボルいきもの

オリジナルスタンプ

シンボル写真

和名シマフクロウ
分類フクロウ目フクロウ科
学名Ketupa blakistoni blakistoni
分類、学名の出典文献日本産野生生物目録-本邦産野生動植物の種の現状- 脊椎動物編(環境庁編、1993)
漢字表記島梟
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期通年(モニターでの観察)
出会える場所フライングケージ
(野生復帰を目指しているシマフクロウです。人に馴れてはいけないため、リハビリの様子をライブ映像でモニターにより観察します。)
解説シマフクロウの生息数は少なく絶滅の危機に瀕しています。生息していくためには、樹洞のある巨木や魚がたくさん生息する河川が必要です。感電や交通事故も後を絶たず、負傷したシマフクロウは当施設に収容され、野生復帰を目指して治療・リハビリを行います。また事故を防ぐために設備や施設を改善する研究も行っています。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。

周辺でみられるいきもの

いきもの写真

和名オオワシ
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期リハビリ中:通年(館内 窓からの観察)
野生:冬季に訪れる。
解説冬季に日本へ飛来して越冬し、春季になるとロシアに渡るオオワシですが、生息地の環境変化や、事故や鉛中毒等も後を絶たず、自然状態での安定的な生息が危惧されます。当施設では、負傷したオオワシが野生復帰を目指し、治療やリハビリを行う様子を観察できます。冬季には野生のオオワシが周辺に訪れることもあります。

いきもの写真

和名オジロワシ
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期リハビリ中:通年(館内 窓からの観察)
野生:冬季に訪れる。
解説オジロワシは、オオワシと同じように冬季に日本へ飛来し越冬します。その一部は留鳥で、北海道の海岸や湖沼周辺で繁殖します。当施設には負傷等により治療・リハビリ中のオジロワシがいます。また、冬季には野生のオジロワシが上空を飛翔したり、周辺の樹木に留まっていたりします。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。