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笹ヶ峰ミニビジターセンター(ささがみねびじたーせんたー)
笹ヶ峰キャンプ場に隣接しているミニビジターセンターです。7月から10月まで開館し、妙高山・火打山周辺の高山植物や野生動物について紹介している展示施設です。登山道や動植物などの情報も随時発信しています。また、夏休み期間には「自然教室」を開催しており、ガイドウォークや、工作などを楽しむこともできます。(スタッフは常駐していない施設です。)
住所 | 〒949-2113 新潟県妙高市大字杉野沢笹ヶ峰 |
TEL | 0255-86-2441(妙高高原自然保護官事務所) |
開館時間 | 8:30~17:00 |
休館情報 | 10月下旬~6月下旬まで |
入館料 | 無料 |
和名 | オコジョ |
分類 | ネコ目イタチ科 |
学名 | Mustela erminea |
分類、学名の出典文献 | 日本産野生生物目録-本邦産野生動植物の種の現状- 脊椎動物編(環境庁編、1993) |
漢字表記 | 山鼬(別名ヤマイタチであることから) |
カテゴリー | 動物(哺乳類) |
出会える時期 | 7月~9月 |
出会える場所 | 火打山周辺 |
解説 | 環境省レッドリストの準絶滅危惧種です。イタチ科で耳は丸く、丸顔です。夏は背側が茶色で腹側が白く、冬は全身白くなりますが、尾の先は黒です。動きは敏捷で、木登りや泳ぎも得意です。自分の体よりも大きいノウサギを捕食することもあります。火打山の高谷池周辺で出会えることが多いようです。 |
※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。
和名 | シラネアオイ |
カテゴリー | 植物 |
出会える時期 | 5月~6月 |
解説 | 薄紫色の大きな美しい花を咲かせる多年草で、日本の固有種です。北海道から本州中北部日本海側の低山帯上部から亜高山帯のやや湿った斜面に生育し、火打山周辺でも見ることができます。笹ヶ峰がある妙高市の「市の花」でもあります。 |
和名 | コシノカンアオイ |
カテゴリー | 植物 |
出会える時期 | 5月~6月 |
解説 | 和名「越(こし)の寒葵」は、「越後の冬でも枯れない葵のような葉を持つ」ところから、名付けられたそうです。花びらのない濃い紫色のがく筒と、光沢のある葵のような葉が特徴です。本州中部地方の日本海側に限られ、笹ヶ峰では夢見平周辺で見ることができます。 |
和名 | ルリボシカミキリ |
カテゴリー | 動物(昆虫類) |
出会える時期 | 7月~8月 |
解説 | 日本の固有種で、大変美しく、日本を代表する甲虫のひとつです。生木を食害することはないそうです。近年の森林開発などによって生息域が狭められ、減少傾向にあると言われていますが、笹ヶ峰ミニビジターセンター周辺では時々みかけることができます。 |
和名 | アサギマダラ |
カテゴリー | 動物(昆虫類) |
出会える時期 | 7月末~9月初め |
解説 | 大型で浅葱色(あさぎいろ=薄い青緑色)の羽をもつ美しいチョウで、日本本土と南西諸島の長い距離を移動することでも知られています。標高の高い山地に生息し、笹ヶ峰キャンプ場周辺ではゆったりと舞う姿や、ヨツバヒヨドリなどの花の蜜を吸う姿を見ることができます。 |
和名 | ライチョウ |
カテゴリー | 動物(鳥類) |
出会える時期 | 7月~9月 |
解説 | 火打山周辺に生息する国の特別天然記念物で、環境省レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類となっています。火打山は国内最北の生息地ですが、日本で最も少ない個体群(30羽弱)であり、絶滅が心配されています。ハイマツ帯の岩場に生息し、植物の葉や芽や実、昆虫などを食べて暮らしています。 |
※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。