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長距離自然歩道 初心者ガイド

長距離自然歩道の歩き方

長距離自然歩道の楽しみは計画を立てるところから始まります。
自然歩道は、自分たちの体力やルートの難易度にあわせて、自由に組み立てて歩きます。
家族で一緒に歩いたり、同年代の仲間を誘ったり、年齢や運動経験を問わず楽しみましょう。
(大人が歩く距離の目安は、平坦地で1日20キロ※です。)
※ 個人差があります。

STEP 1

行先を決めましょう!

STEP1-1

行先の候補を探す

このウェブサイトや観光情報などを調べ、行きたいスポットや歩いてみたいルートを探しましょう。各ルートの概要は「ルート情報」でチェック!名所を通るルートは、モデルコースになっている場合もあるので、そちらも参考にしてください。ルートの一部だけを歩くのも、いくつものルートを繋げて歩くのも自由です。楽しく想像をふくらませてください。

STEP1-2

自分にあったルートを選ぶ

候補があがったら、自分の体力や経験・歩く距離・高低差を考慮して、どのマップを取り寄せるかを決めます。トレイルを歩いた経験が少ない人は、高低差や距離の少ないルートを日帰りで歩くのがおすすめです。モデルコースとして紹介されたルートは、見所や所要時間がわかりやすくなっています。初心者の方は無理のないルートを検討してください。

STEP1-3

マップを取り寄せる

マップを取り寄せます。マップの取り寄せ先は各コース詳細ページに掲載されていますので、マップの情報を元に旅の計画を考えます。

STEP1-4

計画書をつくる

チェックポイントをもとに計画書を作ってみましょう。当日のスケジュール管理がラクになるだけでなく、忘れ物の防止にもなります。計画書にはルートや日程、アクセス方法、緊急連絡先も入れておきましょう。出かける前に計画書をコピーし、家族に渡しておけば、万一の場合の救助対応などにも役立ちます。

STEP 2

持って行くものを
決めましょう!

STEP2-1

服装

季節や訪れる場所によって、適した服装は大きく異なります。
訪れる場所の気候をきちんと調べた上で、歩きやすい服装を準備しましょう。
1日の中でも時間帯によって気温や湿度が変わりますので、着脱しやすく、体温調節しやすい服装がおすすめです。

STEP2-2

持ち物

マップ、コンパス、水筒、ライト、タオル、ディッシュペーパー・ちり紙、携帯型救急セット、行動食、クマ鈴(訪問エリアによる)、ゴミ袋など、必要な持ち物を準備しましょう。
テント泊をする場合は、テントや寝袋なども必要になります。

STEP 3

長距離自然歩道を快適
に楽しむために

下記のようなポイントに注意しながら、長距離自然歩道を楽しんで下さい。

行く前からマップをよく確認

長距離自然歩道の路線には、標識が十分に整備されていない所も多いです。行く前にマップの地形図や目標となる施設を読み込み、しっかりとイメージすることが大切です。
歩くときはマップの等高線や、目標となる施設、コンパスなどを頼りに自分がどこを歩いているのか把握しながら歩きましょう。不安になったら、地元の人に道を聞いてみましょう。

体をほぐして出発

ストレッチの〈歩く前〉で体をほぐしてから、出発!

ゆっくり長く歩くのが基本

ペースはゆっくりでいいので、休憩は1時間に5~10分程度で。あまり長時間休憩すると体が冷えてしまいます。

山道はフラットフッティング

足裏全体をフラットにして地面を踏みしめ、踏み出すときも足裏全体を持ち上げると疲れにくくなります。

下り道は気を付けて

下山は意外に膝や足首、腰に負担がかかります。下りこそ気をつけて歩き、急な下り道は歩幅を狭めて地面を垂直に踏むように歩きます。

自然歩道は明るいうちに歩きましょう

原則的に、暗くなる前に歩行を終えるよう計画を立てましょう。暗くなってしまいそうな時は、最寄りの舗装道路などに避難し、早めに安全な場所に移動しましょう。(万が一、暗くなってしまったときのために、ヘッドライトを携行してください。)

無理はしない

安全管理は自己責任が基本です。疲れたり体調が悪くなった時は無理をしないように。体力に不安がある場合はガイドさんを利用するかツアーに参加を。

水分補給&行動食を

のどの渇きや空腹を感じる前に水分とエネルギーを補給し、疲れを防ぎましょう。

終わった後もストレッチ

終わった後もストレッチをしてクールダウンします。

災害や天候悪化の恐れがあるときは

強い揺れや長い揺れを感じた時は、早急に高台に避難しましょう。ラジオで情報を収集し、警報が解除されるまでは慎重に行動しましょう。また、歩行中に天候が崩れ、荒天になりそうな場合は、最寄りの舗装道路に出て、交通機関などで市街地等の安全な場所に移動するようにしましょう。
前もって台風などの悪天候が予想される場合は、計画を中止する決断も必要です。

長距離自然歩道を歩くためのルール

自然を大切に

動植物を持ち帰ったりせず、そっと見守るだけにして、思い出として心の中にしまいましょう。また、長距離自然歩道周辺には、ツキノワグマが生息しています。事故を避けるためにも、クマ鈴の携行をお勧めします。

ゴミは全て持ち帰る

ゴミを食べた動物が死んでしまったり、餌付いて人間に危害を加えたりすることに繋がります。感動と一緒に家まで持ち帰りましょう。

長距離自然歩道でも
気遣いを

誰もが気持ちよく長距離自然歩道を楽しめるように、ハイカーや地元の人に配慮した行動を心掛けましょう。

禁煙・火の取り扱い注意

山火事の恐れなどがあるので、長距離自然歩道上は原則禁煙です。また、たき火は指定の場所で行いましょう。

挨拶をしましょう

ハイカーや地元の人に会ったら、挨拶を交わしましょう。

ルート上を歩きましょう

歩道以外の森や畑、人の家の敷地などには入らないようにしましょう。

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