「重要湿地」 No.630 船浦湾と流入河川

マングローブ湿地,河川,干潟

[地図の内容説明]
生息・生育域 生物分類群 選定理由 選定基準
船浦湾 マングローブ メヒルギ,オヒルギ,ヤエヤマヒルギ,ヒルギダマシ,ヒルギモドキ,ニッパヤシの生育地.世界的な分布の視点から,北限域に分布するマングローブ樹種が生育する.マングローブ林が形成される貴重な湿地のうち,とくに地理的に重要である.マングローブ林が生態系として他の動植物との相互作用があり,そこを生息・生育地とする動植物が特異である.群落サイズも個体群を維持する上で十分な面積がある. 1
船浦湿地と流入河川 甲殻類 【船浦湾】大小3つの河川(西田川・ヒナイ川・マーレ川)が流入し,マングローブがよく発達している.とくに,ニッパヤシは船浦が分布北限になっている.貴重な種が生息する.
【流入河川と周辺陸域】オカヤドカリ類を含む貴重な種の生息地.
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船浦湾 底生動物 広大なマングローブ湿地を持ち,湿地内にはキバウミニナが高密度に生息.干潟域にはカニノテムシロやタテジマユムシが多数生息する. 1, 2