EAAFPの活動
EAAFPには様々な作業部会や特別委員会が設置され、科学者、研究者、バードウォッチャーが協力し、渡り性水鳥の違法狩猟・捕獲・取引などの保全上の課題解決を支援したり、黄海生物圏などの地域的な問題に取り組んでいます。また、ヘラシギやアカハジロ、コウライアイサ、クロツラヘラサギ、ホウロクシギ、ハイイロペリカンなどの絶滅危惧種の保全活動を展開しています。
「世界渡り鳥の日(World Migratory Bird Day)」は、国連が定める、渡り鳥とその生息地を世界的規模で保全していくための普及啓発キャンペーンです。渡り鳥の素晴らしい生態や、直面する脅威、渡りの経路全体を保全していくことの重要性について、より多くの人に伝えるための普及啓発活動日としています。 渡り鳥の飛来時期は国や地域により異なりますが、年に2回、5月と10月の第2土曜日(2025年は5月10日及び10月11日)が「世界渡り鳥の日」とされており、毎年、各地で渡り鳥をテーマとして観察会や展示会など様々なイベントが開催されます。