特徴 |
風蓮湖は、北海道根室半島の付け根にある海跡湖であり、南から延びる春国岱と、北から延びる走古丹の二つの砂州でオホーツク海と隔てられ、中央部と南東部の2箇所の開口部で海とつながっている汽水湖です。東西20km、周囲約65kmにわたり、湖岸線の長い、複雑な形をし、湖岸には広大な干潟が形成されています。この風蓮湖は、シギ・チドリ類やオオハクチョウ、ヒシクイ等の渡り鳥の飛来地及び中継地として利用されるなど、数多くの鳥類の生息が確認されています。また、絶滅危惧種のオジロワシやタンチョウ、オオワシ、クマゲラの生息も確認されています。 |