熱中症患者のおよそ半数は高齢者(65歳以上)です。
×印に該当する人は特に注意しましょう。
こまめに水分を取っていますか?
× のどの渇きを感じない
× 夜中にトイレに行くのが面倒だ
高齢者は、加齢によりのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。このため、のどの渇きを感じなくてもこまめ
に水分補給をする必要があります。
また、体に必要な水分の補給を我慢することは、特に危険です。
エアコンを上手に使っていますか?
× エアコンは体が冷えるから嫌だ
× エアコン等が使えない
エアコンや扇風機は、温度設定に気を付けたり、体に直接あたらないよう風向きを調整するなど工夫をすると、体が冷えすぎず、快適に使うことができます。これらが使えない場合は、シャワーや冷たいタオルでも、体を冷やす効果があります。
暑さに強いから大丈夫?
× 暑さをあまり感じない
× 汗をあまりかかない
高齢者は、暑さに対する感覚が鈍くなり、発汗など体から熱を逃がす機能も低下します。 暑い日は無理をしない、室内でも温度計を置き、部屋の温度が上がりすぎていないか確認するなど注意しましょう。
部屋の中なら大丈夫?
× 部屋の中では熱中症対策をしていない
× 夜は特に注意していない
熱中症は、室内や夜間でも多く発生しています。すだれやカーテンで直射日光を遮る、換気をして屋外の涼しい空気を入れる、必要に応じてエアコン等を使用するなど、部屋に熱がこもらないよう、常に心掛けましょう。