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Interview理工系 職員インタビュー
- 環境省に入省した理由
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もともと学生時代は環境・エネルギー工学を専攻しており、環境に携わる仕事に尽きたいと思っていました。就職活動を始めたばかりの頃は、民間企業も視野に入れて幅広く検討していましたが、組織の利益よりも社会全体の利益を考える仕事の方が自分に向いているのではないかと思い、国家公務員を受験することにしました。
官庁訪問で様々な先輩方のお話を聞くうちに、制度や予算などのあらゆるツールを使って環境問題の全体解決を目指せる場所というイメージが徐々に明確になり、最終的には先輩方の人柄や仕事に本気で向き合う姿勢に魅力を感じ、環境省に入ることを決めました。 - 今の仕事の説明
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私が所属している地球温暖化対策課は、環境省の地球温暖化対策を取りまとめる部署です。その中で私は、政府の温室効果ガス排出の削減に向けた計画※の取りまとめや、環境省自らの温暖化対策の取組を担当しています。例えば、施設に太陽光発電を設置して使用する電力を賄う、公用車を電動車に置き換える、LEDを導入するなど、働く環境に直結するものも多いです。予算の問題など、現実的にはなかなかすぐに解決できない問題もある中で、各省の成功している例を参考にしたり、予算の負担なく実施できるよう工夫を凝らしたりしながら、少しずつ取組を前に進めようとしています。
地球温暖化は地球規模の壮大な課題ですが、そのひとつのパーツとして貢献できているということに非常にやりがいを感じています。
※「政府の事務・事業に関する温室効果ガスの排出削減計画」。政府の事務・事業の実施に伴い排出される温室効果ガスを2030年度に2013年度比で50%削減するという目標を掲げている。 - 印象的だった業務
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3,4年目のときに担当していた熱中症対策です。地球温暖化などの影響で、熱中症の被害が深刻化しており、私が着任した当時は、熱中症対策を強化するための法律改正に向けて、環境省として本格的に動き出した時期でした。それまであまり法律に触れたことがなかったのですが、法律改正時は新たな仕組みである熱中症特別警戒アラートやクーリングシェルター※について毎日多くの問合せがあり、先輩に相談しながら必死に対応する日々でした。法律が施行されて1年もたっていませんが、現在、クーリングシェルターは数百にのぼる市町村により指定されています。新たな仕組みづくりにおいて、構想から制度設計を経て社会に実装されていくまでの一連の流れを肌で感じた経験でした。
※「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」とは、危険な暑さから避難できる場所として市町村長が指定した施設であり、熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)発表期間中に一般に開放されます。 - 仕事をする上で大切にしていること
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健康第一ではないかと思います。役所の仕事は、いろいろな人との「調整」が多く、時にはスピード感を持って対応する必要のある場面も出てくるので、精神的な安定や活力を維持することは重要だと思います。忙しい時期ほど、自分の好きなことや楽しみを作って自由な時間を大事にするように心がけています。
- オフタイムは何をしている?
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休みの日に時間があるときは、プールに行って泳いでいます。社会人になって通いだしましたが、運動だけでなく、リフレッシュにもなるのでオススメです(肩こりにも効きます)。あとは食べることは元気の源だと思っているので、プールの後は好きなものをたくさん食べて心身ともに満たしています。