エコジン 2017年2・3月号 VOLUME.57

エコジン・インタビュー

きれいな空気は人をポジティブにする。

JOY

高校生の頃からメンズファッション誌のモデルとして活躍し、その後はバラエティ番組などで抜群のトーク力を発揮して一躍人気タレントとなったJOYさん。
空気がきれいな自然を愛する意外な一面から、掃除や片付けのこだわりについて、存分に語っていただきました。

 夜の都会が似合う雰囲気ながら、JOYさんは意外にも自然が大好きだという。
「出身は群馬県の高崎市です。群馬の中では都会ですけど、車で少し走れば田んぼや森があって、水も空気もおいしい。仕事が忙しくなって東京で一人暮らしを始めた時、最初に住んだ部屋が首都高速道路沿いだったこともあって、空気の悪さに驚きました。空気自体は目に見えないですけど、東京はどうしても空気が淀んで見えるんですよ。そのせいで気持ちもネガティブになってしまうんですけど、時々群馬に帰ると、空気と水の良さを実感してポジティブになる。吸った時に『この空気、体に良さそうだな』と思うことってあるじゃないですか。東京に住むようになって、そういうことに敏感になりましたね」

 JOYさんは、2011年3月に肺結核で3カ月の入院を余儀なくされた。この経験も、空気の良し悪しに敏感になるきっかけになったという。
「肺結核は空気や、飛まつで感染する病気なので、人が多そうなごみごみした場所には積極的には行かなくなりましたね。その代わり、公園によく行くようになりました。落ち込んだり、気持ちを変えたいと思った時によく行くのが代々木公園。明治神宮を一周回ってから、テイクアウトでコーヒーを買って公園のベンチに座ってイヤホンで音楽を聴く。気分は海外の公園でくつろぐジェントルマンですよ。そんな俺ってカッコいいでしょっていうセルフ・プロデュースも若干あるんですけど(笑)」

 肺結核で入院した直後に、東日本大震災が発生した。仕事も波に乗り、多忙を極める日々のなかでの休業、そして震災。どちらも、JOYさんの人生観に大きな変化をもたらす出来事だった。
「何より体がキツくて、生まれて初めて死を意識しました。さらに震災もあって、これからどうなるんだろう、と思いましたね。これまで結構適当に生きてきちゃったなと思って、これからは悔いがないように、『今日1日が最後の日だと思って生きよう』という気になりました」

使わなくなったモノは一日一つ片付けて溜まったら人にあげる。捨てるよりもエコですよね?

 自然が好きなJOYさんは、バラエティや旅番組でも自然の中での過酷なロケに挑むことが多い。
「印象に残っている場所は、長野県の戸隠(とがくし)山。空気が澄んでいて心が洗われるような気がしました。幅が50cmくらいで両脇が断崖絶壁になっている『蟻の塔渡(とわた)り』という路も歩きましたよ。事故も起きている危険な場所で、普通タレントは渡らないよなあ、と思いましたけど」

 ところで、JOYさんといえば、極度のきれい好きとしても知られる。プロフィールの「趣味」の覧には「掃除」「家の物を一日一つ片付ける」とあるが……。
「掃除をすることも、部屋がきれいに片付いていることも、両方好きなんです。でも、最近話題のミニマリスト(徹底的にモノを排除して暮らす人たち)とは少し違うんですよ。片付いているけど、好きなモノが適度にある空間が落ち着きます」

 ということは、リサイクルにも関心がある?
「ありますね。前は使わなくなったものは片っ端から捨ててたんですけど、最近は不要な洋服やCDを一日一つ袋に入れていって、溜まってきたら後輩のタレントにあげることにしています。捨てるより、誰かにあげたほうがエコですよね?」

 ちなみに、部屋をきれいに片付ける秘訣はあるのだろうか。
「大抵の人は、掃除や片付けをする時だけ“天才”的なひらめきが思い付くんだと思うんです。何年も着てない服を見つけて、『これはこういう時に着れるな』とか、全然使ってない箱も、『これはあれを入れるのに使えるぞ』とか、その時だけ天才的に想像力がふくらんでしまうから捨てられない。僕も以前はそうでしたけど、思い切って処分してみたら、全然後悔しなかった。大掃除の時に一気に、とか、時間のある時にまとめて、ではなく、一日一つというルールで片付けるといいんじゃないですか? それを捨てずに誰かにあげれば、自分の部屋も片付くし、相手は新しく買わずに済む。そうやってモノが回っていくと嬉しいですよね」


PROFILE ~ JOY

1985年生まれ。タレント。イギリス人の父と日本人の母の間に生まれる。中学時代は英アーセナルFCに短期留学するなど、サッカーに熱中。高校3 年生の時に雑誌『men's egg』でモデルとして活動を開始。以後、トークやモノマネが人気となりバラエティなどで活躍。歌手、俳優の他、情報番組『ゴゴスマ ~GO GO! Smile!~』ではコメンテーターも。

写真/千倉志野

今号の特集

特集 あたらしい 再エネ 省エネ

パリ協定の発効を踏まえ、脱炭素社会に向けた対策を着実に進めていく必要があります。

これからの対策の主要な部分を担うのが「再エネ・省エネ」分野です。

未来には、一体どのようなエネルギーや技術がまちを形作っているのでしょうか。

再エネ・省エネの今後の動きに注目してみます。

イラスト/ナカオテッペイ

浮体式洋上風力発電で“電気の新時代”をつくる

戸田建設株式会社

国土が狭く適地が限られていることが懸念されている、日本の風力発電。

その課題を解消するひとつの解として、浮体式洋上風力発電が注目されています。

浮体式洋上風力発電

長崎県五島市崎山漁港の沖に浮かんだ一基の風車が、国内初となる浮体式洋上風力発電設備「はえんかぜ」だ。2016年4月に実用化となり、運転を開始。崎山漁港がある福江島に電気を供給している。
「日本は海に囲まれた島国。浮体式洋上風力発電は日本の総電力消費量をまかなえるだけのポテンシャルがあると見られています」と話すのは、浮体式洋上風力発電設備の開発を担当した戸田建設価値創造推進室の佐藤郁部長。“浮体式”の発案者のひとりでもある。

 浮橋にヒントを得た発電機は、釣りで使う「浮き」のようなもの。浮体構造の上部に鋼、下部にコンクリートを使った「ハイブリッドスパー型」の形式を採用し、どんなに大きな波が来て傾いたとしても、元の状態に戻る絶妙のバランスで設計されている。水深が100m以上ある沖合に設置しているのは、たとえ大きな波が来ても影響が小さく、海岸線の景観も損なわないなど、良いことづくめだからだ。

 約5年間の環境省との浮体式洋上風力発電実証事業を経て、安全性や環境、漁業などへの影響についても問題がないことが確認され、現在は五島市が設備を所有する。「エネルギーの島」をキャッチフレーズに掲げる五島市は、さまざまな再生可能エネルギーの開発に協力しており、燃料電池を使う小型船舶の実証事業も共に行った。
「浮体式洋上風力発電で発電した電力をフル活用するためには、余剰電力から水素を生成・貯蔵することが有効です。漁業に使われる小型船舶の動力が化石燃料から再生可能エネルギーの水素に転換されれば、CO2の削減にもさらに大きく貢献します」

 設置された浮体式洋上風力発電の最大発電能力は2MWだが、現在5MW級を開発中だ。
「特殊な部材や技術を使用せず、簡単に作ることができるようにしているのは、この浮体式洋上風力発電設備を全国の岸壁で量産したいからです。風力発電を近い将来に“日本の基幹エネルギー”にする意気込みでいます」

「浮体式洋上風力発電」のしくみ

工事中の発電設備

工事中の発電設備。円筒形状の浮体構造を垂直に起こしながら注水していくと、一定の角度で風車が自然に立ち上がる

浮体式洋上観測タワー

風車の周辺は風が乱れるので、正しい風況を確認するために設置される「観測タワー」。実証事業終了後の現在は、浮体式洋上風力発電設備のアンカー(いかり)開発のため、データを収集するのに活用されている。

浮体式洋上観測タワー

写真/大久保惠造

あたらしい省エネ技術 GaNパワーデバイスがひらく未来の可能性

さまざまな電気製品に用いられているパワーデバイス。

環境省の「未来のあるべき社会・ライフスタイルを創造する技術イノベーション事業」の一環として、省エネ化を一気に促進する新しい技術、GaNパワーデバイスの開発が進められています。

GaNパワーデバイスによって実現する家庭内の省エネ化。太陽光発電でパソコンを動かす場合家庭内で20% の省エネが実現

ほとんどの電気製品は、使用するまでに何度も電気の変換が行われている。現在多く使われているシリコン製のパワーデバイスでは、その度にエネルギーが失われており、電気の無駄につながっている。このロスを一気に解消するのが、GaNパワーデバイスだ

ノーベル物理学賞を受賞した青色発光ダイオード(LED)の発明。その材料として注目を集めたのが窒化ガリウム(GaN)だ。金属であるガリウムに窒素を結合させた物質で、LEDの材料に用いられているが、大量の電流を流すことが可能で、発熱による効率の低下も小さいなどの優れた特性があることから、次世代型パワーデバイスの素材として、さらに注目が集まっている。

 パワーデバイスは、電力の直流と交流の変換や電圧の昇降など、電力の制御や供給、変換を行う際に用いられるスイッチのようなもので、電気を使うほとんどの製品に搭載されている。これまでその多くはシリコンを使って製造されていたが、GaN結晶を使えばその特性から、電気変換時などに伴う電力損失を大幅に削減できるため、非常に大きな省エネ効果が期待できる。

 しかし、なぜこれまでGaN結晶が使われなかったのか。それはGaN結晶を製造するのが難しいからだ。しかもパワーデバイス用のGaN結晶にはLEDに使うGaN結晶よりもさらに完成度が高く品質の良いGaN結晶が求められる。

 ノーベル賞を受賞した名古屋大学の天野浩教授と共同で、高品質かつ大面積で大量生産可能なGaN結晶の研究を行っている大阪大学の森勇介教授は「現在、産官学が協働してGaN結晶の製造という川上から、製品に搭載される川下まで、同時に研究開発が進んでいます。現在他国でもGaNパワーデバイスのプロジェクトが進められていますが、日本の協働研究態勢によって、一歩も二歩も先んじているように思います」と話す。

 GaNパワーデバイスが普及すれば、変電設備などの電力インフラから、あまたある野外照明、電気自動車やPCのデータサーバなどの最新電気機器まで、さまざまなところで利用され、それぞれのエネルギー効率が高まり、一段と省エネが促進されるはずだ。すでにパナソニックがGaNパワーデバイスを製造しており、今後は富士通なども参入する予定で、研究開発がさらに加速することが期待されている。

お話を伺った人/大阪大学 大学院工学研究科 森勇介教授

GaNパワーデバイスについてよりくわしく知りたい方は…

http://www.env.go.jp/council/06earth/y0618-06/mat04.pdf

GaNパワーデバイスが実用化されると…。LED照明/より明るく省エネなLED照明が実現、電気自動車・ハイブリッド車・サーバー/より省エネ性能が向上、電子レンジ/温めたいところだけを選んで温められる電子レンジが実現。電気を使用するすべての物にGaN結晶を使用すると、全発電量の約10%をさらに削減することが可能

もっとエコな鉄道へ。

阪急電鉄株式会社

電車がブレーキをかけることで得られる「回生電力」。
これまでは、他の電車に供給されるだけでしたが、余剰電力を駅構内でも利用して大きな省エネ効果が得られています。

もっとエコな鉄道へ。
回生電力を生み出す制御装置を搭載した車両
車両内の照明などにも回生電力を使用している
回生電力を生み出す制御装置

回生電力を生み出す制御装置(下段右)を搭載した車両。車両内の照明などにも回生電力を使用している

電車は単位輸送量当たりのCO2排出量がガソリン車の約6分の1、飛行機の約5分の1とされる環境にやさしい乗り物だ。しかしその一方で、1本の電車で数千人の人を運ぶ電車は、電気を大量に消費する乗り物でもある。

 各鉄道会社はこれまでにも、さまざまな省エネ技術の開発に取り組んできた。阪急電鉄では、1970年代から本格的に、電車がブレーキをかけた際に生まれる回生電力を、架線を通して他の電車の動力源として使用し、消費電力量を減らしてきた。

 この回生電力の用途をさらに広げたのが、昨年3月に西院発電所に導入した「駅舎補助電源装置」だ。公共性の高い駅などで省エネ設備の導入を促進しようと、環境省と国土交通省が連携して行う「エコレールラインプロジェクト事業」を受けて設置されたもので、これにより電車の走行に利用されずに余った回生電力を駅でも利用できるようになった。回生電力は直流の電力なので、これを照明やエレベーター、空調などのさまざまな電気設備で使えるように、この装置で交流の電力に変換して、近隣の4つの駅に送電している。

 京都市の一般家庭が1年間で使用する電力量が平均で約5,000kWh。その約30軒分となる、年間で15万8,000kWhの省エネ効果を見込んでいたが、「実際は予想を上回る約20万kWhの省エネ効果となりそうです。今後は千里変電所にも駅舎補助電源装置を設置しようと考えています」と技術部電気担当の村井孝明課長補佐は話す。

 このほか車両の環境性能をさらに向上させるために、高効率な制御装置やモーターを採用したり、すべての照明をLED化するなどして、既存車両の約50%まで消費エネルギーの削減を達成した「1000系」「1300系」の車両を、今後さらに増やしていく予定だ。
「省エネ技術をかなり高度なところまで取り入れているので、以後、消費エネルギーを数十%も抑えるような省エネ効果を発揮する技術開発は難しいかもしれません。それでも、1%でも2%でも、できることにコツコツ取り組み、環境への取り組みを進めていきたいと考えています」と同部車両担当の中島哲也課長補佐は話す。

「駅舎補助電源装置」のしくみ

写真/石原敦志

今後を担うあたらしいテクノロジー

阪急電鉄株式会社

これまで紹介した事例の他に、再エネ・省エネ分野ではさらに新しい技術や取り組みが注目され始めています。

未来のエネルギー事情を変えるかもしれない、4つの先進的なテクノロジーを紹介します。

未来に活躍が期待される4つの先進技術

New Energy 01/潮流発電―潮流発電技術実用化推進事
New Energy 01/潮流発電―潮流発電技術実用化推進事

洋上風力発電に続く、新たな海のパワー

洋上風力発電に続く、新たな海のパワー

 潮の流れを受けてタービンが回転し、電力を生み出す潮流発電。長崎県五島市沖の水深約40mの海底に直径16mの巨大タービンを設置した実証実験が始まる。1基2MW級の発電能力がある商業用発電機を設置するのは、日本では初めての試みだ。「風力をはじめ再エネ開発を行う陸地は限られてきています。次は海の出番。しかも潮の流れは一定で規則性があり太陽光や風力と比較しても発電効率が高いと考えられています」と事業者の九電みらいエナジー担当者は話す。まずは潮流、岩盤など設置箇所の基礎調査を行い、発電機の設計・製造を進めて、2019年度の設置を目指していく。

New Energy 02/セルロースナノファイバー(CNF)―セルロースナノファイバー性能評価モデル事業
New Energy 02/セルロースナノファイバー(CNF)―セルロースナノファイバー性能評価モデル事業

軽量、高強度の次世代型素材

軽量、高強度の次世代型素材

 あらゆる植物の細胞壁の骨格となる成分、セルロースナノファイバー(CNF)。植物繊維をナノサイズまでほぐした、環境にやさしいバイオマス素材として注目されている。軽量、高強度、低熱膨張などの特徴があり、樹脂やゴムなどの補強用繊維として、また食品やヘルスケア用品など幅広い分野で利用可能だ。

 研究を進める京都大学の矢野浩之教授は「例えば、持続型資源のCNFで自動車部品を作れば、自動車の軽量化も含め、環境性能を著しく向上させることにつながる。今後はコストダウンなど普及に向けても力を注ぎたいです」と話している。

New Energy 03/マイクロ水力発電―CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業
New Energy 03/マイクロ水力発電―CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業

浄水場の管内から電力を創出

浄水場の管内から電力を創出

 マイクロ水力発電とは、発電出力が100kW以下の水力発電のこと。ダイキン工業が開発したシステムは、空調事業で培った技術を応用し、従来のものより大幅な小型化・軽量化に成功。低コスト・高効率のシステム開発を実現したことで、これまで初期費用や維持管理費用の高さがネックとなっていたマイクロ水力発電の普及に貢献することが期待されている。

 国内電力消費の0.8%近くを占め、多くの電力を消費している上水道事業の浄水場や配水池などの管水路に設置して、水圧や水流を利用しエネルギーを回収。天候などに左右されない、稼働率の高い発電を見込んでいる。

New Energy 04/ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)―ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業
New Energy 04/ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)―ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業

快適な暮らしとエネルギー収支ゼロを両立する未来の家

快適な暮らしとエネルギー収支ゼロを両立する未来の家

 冷暖房や給湯、照明、換気に使われるエネルギーを差し引きゼロにする家、「ZEH」。高い断熱性能と省エネ機器によって消費エネルギーを削減し、太陽光発電などの創エネ機器の発電によって電力消費量をプラスマイナスゼロにする。

 積水ハウスではZEH である「グリーンファースト ゼロ」を発売し、2016年度上半期の新築戸建住宅に占める比率を72%にまで伸ばしている。そのCO2排出削減量は約10万t 。「快適で健康な暮らしと環境課題解決を両立するZEHへの関心は高い」と今後はさらに集合住宅のZEH 化や既存住宅の省エネリノベーションも推進していく予定だ。

ecoMASTERへの道

“家事えもん”こと松橋周太呂のめざせ!ecoMASTERへの道

エコ初心者のお笑い芸人・松橋周太呂さんが、あらゆるエコな体験をしながら、“エコマスター”を目指すこのコーナー。
各分野の“師範”から、エコの真髄を教わります!

本日のお題:【二段編】
バイオマスエネルギーを実感しよう!

MOVIE(07:05)

動画はこちら

生物がもたらす恵みを感じる

バイオマスとは、動植物などから生まれる生物由来の資源を指し、こうした資源を利用したバイオマスエネルギーは、化石燃料に代わるエネルギーとして利活用が求められています。今回は木質バイオマスの一つである薪を例に、どのようにエネルギーが使われているかを見学します。

チャレンジャー

松橋 周太呂 さん

掃除・洗濯・料理などを得意とし、「掃除検定士」や「洗濯ソムリエ」の資格も取得する、家事大好き芸人。「あのニュースで得する人損する人」(日本テレビ系)では、独自の家事テクニックを教える“家事えもん”として活躍中。

本日の師範

中村 廣行 さん

檜原村役場産業環境課生活環境係主査。「檜原村バイオマスタウン構想」のもと、村内の木質資源を有効活用するための事業に取り組んでいる。

INFORMATION・東京都檜原村
多摩地域唯一の村で、総面積の92.5%を森林が占める。檜原村では、これまで利活用されていなかった村内の資源をエネルギーとして利用し、二酸化炭素の排出量を削減することを目標として、木質バイオマスの取り組みを進めている。
URL : http://www.vill.hinohara.tokyo.jp/biomass/index.html

写真/石原敦志