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再生可能なプラスチックとして利用が広がる
バイオマスプラスチックは、植物など再生可能な有機資源を原料に使っているプラスチックのこと。焼却しても新たに温室効果ガスが発生しないカーボンニュートラルな効果があるとされ、微生物などの働きで二酸化炭素と水に分解される生分解性プラスチックと合わせて「バイオプラスチック」と呼ばれることもあります。
環境省の調査によると、2018年度には国内で8.4万t以上のバイオマスプラスチック製品が出荷され、その量は近年大幅に増加しています。プラスチック資源のリサイクル循環を阻害しないことを考慮しながら、温室効果ガス削減、海洋プラスチックごみ削減のため、今後さらにバイオプラスチックの利用を広げていくことが求められます。
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- 環境省「バイオプラスチック導入ロードマップ」
バイオプラスチックの現状や課題、導入の方向性を整理した
「バイオプラスチック導入ロードマップ」の詳細や
導入事例などの情報を提供しています。
イラスト/ナカオテッペイ