キク科
海岸付近の砂場や岩場、林縁などに生息する多年生草本。地表や低木を這うように群生している。花期は4〜10月頃といわれるが、1年を通して花が咲いていることも多い。
在来種。九州南部から沖縄諸島、小笠原諸島に分布。
日当たりの良い場所に生息する多年生草本。地表や低木を這うように群生し、森林の地表や海岸付近に入り込むこともある。1年を通して開花する。
海外から持ち込まれた外来種。原産は南アメリカ北部。1970年代に緑化用として沖縄諸島各地に導入。繁殖力が強く、他の植物を覆うようにして繁殖することから在来種の生息に大きな影響を与えている。環境省と農林水産省が作成した「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト(生態系被害防止外来種リスト)」により緊急対策外来種に指定されている。
葉はともに1カ所から2枚の葉が出る対生(たいせい)ですが、キダチハマグルマの葉は卵形で幅は3〜8cmほど。縁にはのこぎり⻭が見られます。アメリカハマグルマの葉はキダチハマグルマより細長く、先端が尖っている披針形(ひしんけい)で幅は2〜5cmほどです。外来種被害予防三原則~入れない、捨てない、拡げない~を守りましょう!
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