オナガザル科
平地から亜高山帯までの樹林に生息し、11〜1月に交尾後、4〜6月頃に子どもを出産。数頭から数十頭の群れで生活し、昼行性で樹上や地上で活動をする。雑食性で果実、種子、木や草の葉、昆虫などを食べる。
海外から持ち込まれた外来種。特定外来生物に指定。原産は台湾。国内では1940年以降に動物園や観光施設から逃げ出したことから各地で野生化。現在は伊豆大島や静岡県大根島などに定着し、果実、畑作物への農業被害が報告されている。下北半島や紀伊半島ではニホンザルとの交雑が生じ、遺伝的かく乱が懸念されたが、捕獲により根絶されている。ニホンザルとの交雑個体も含め、外来生物法により特定外来生物に指定されている。
暖温帯から冷温帯までの樹林に生息。繁殖期は生息地により異なり、10~150頭ほどの群れで生活をする。基本的には昼行性だが夜食を取ることもあり、雑食性で四季の変化に応じて移動しながら葉、果実、樹皮、根、きのこ、昆虫などを食べる。
在来種。青森県から鹿児島県にかけて分布しているが、寒さに弱いため東北地方での生息域は限られている。1960年以降に分布域が拡大し、人里近くへ進出した群れによる農作物への被害も多い。
タイワンザルの尾長の方がニホンザルよりはるかに長いことが一番の特徴です。ともに顔とお尻に毛はなく赤色です。外来種被害予防三原則~入れない、捨てない、拡げない~を守りましょう!
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