セリ科
小川、水田などの湿地に生息する多年草。地下茎があり、その節から新芽を出して増える。花期は7〜8月で、枝先に白い小さな花をつける。
在来種。 北海道から沖縄までの全国各地に生育。春の七草の一つで、若芽や新芽は七草がゆに入れたりするなど、食用としても親しまれている。
ヒユ科
水路や河川、湿地などに生育するが長期間の乾燥にも耐えられるため、陸上植物としても生育が可能。花期は4〜10月で白い花をつける。国内では結実は確認されておらず、根茎で繁殖する。
海外から持ち込まれた外来種。特定外来生物に指定。 原産は南アメリカで、国内では本州以南に分布。観賞用に持ち込まれたと考えられ、国内で最初の定着は1989年に兵庫県尼崎市で記録された。茎の破片からも繁殖可能で、水面にマット状に広がり在来植物を駆逐する。また、水路を閉塞し農業被害を生じさせる。外来生物法により特定外来生物に指定されている。
セリは花軸の先に柄を持つ多数の白い花が放射状についており、葉には粗いのこぎり歯が見られます。ナガエツルノゲイトウは花の直径が12~16mmの白い球状で1~4cmの長い柄があります。葉ののこぎり歯は細かいため、一見すると縁が滑らかでぎざぎざがないように見えます。外来種被害予防三原則~入れない、捨てない、拡げない~を守りましょう!
【いきものクイズ】記事一覧へ