カミキリムシ科
公園や市街地の街路樹(サクラなどのバラ科樹木)、果樹園(モモ、アンズ、スモモなどの樹木)に生息し、幼虫は樹木の内部で2〜3年過ごす。
海外から持ち込まれた外来種。特定外来生物に指定。
中国、モンゴル、朝鮮半島、台湾、ベトナムに自然分布しているが、2012年に愛知県で初めて発見されて以来、関東地方から四国地方にかけて分布を広げている。幼虫が2〜3年かけて樹木の内部を食い荒らすため、街路樹や果樹園などでの被害が拡大している。2018年に外来生物法により特定外来生物に指定されている。
暖かい気候を好む希少種で、カミキリムシで唯一、雌だけによる単為生殖をすることで知られている。幼虫はソヨゴやクロガネモチなどの枯れ材を食べ、成虫はカマツカ(ウシコロシ)やカナメモチなどの花に集まる。
在来種。
近畿、四国、中国、九州、対馬、種子島に分布している。
その名の通り、胸部(くび)が赤いことは同じですが、クビアカツヤカミキリは全体的に光沢のある黒色です。また成体の体長は、クビアカツヤカミキリが2.5〜4cmであるのに対し、クビアカモモブトホソカミキリは1cmほどで、クビアカツヤカミキリの方が大きいのが特徴です。外来種被害予防三原則~入れない、捨てない、拡げない~を守りましょう!
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